※ 当記事のアルパインサーモボトルは「2023年秋冬以前」に販売された(旧型)アルパインサーモボトルの比較記事になります
以降の【新型】アルパインサーモボトルに関する比較記事はこちらになります ↓
【項目別比較】新型アルパインサーモボトル / 軽量N-HEATEX / 山専ボトルなど 登山で使いたい保温保冷水筒 〜現行モデル4つ〜
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以前に
モンベルの「アルパインサーモボトル」と、サーモスの「山専ボトル」を比較しました。
今回そこに
登山で活躍しそうな ニトリの「N-HEATEX」という水筒を加えた 登山水筒3つを
比較したいと思います。
これまで モンベルの アルパインサーモボトルをメイン水筒として使ってきたので
それを ニトリの N-HEATEXが勝るのかどうか楽しみでした。
比較ではない N-HEATEX単体の記事は別にしています。
※ 関連記事
第三の登山水筒!?ニトリの N-HEATEX(エヌ・ヒーテックス)をチェックしてみる(ディテール・実測値など)
アルパインサーモボトルか山専ボトルか(モンベル mont-bellかサーモス THERMOSか) 登山魔法瓶
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3つの登山水筒を比較しながら、
どれを山に持っていこうか、自分の登山スタイルに合うのはどれかを考えてみました。
※ 当記事での 山専ボトルは現行モデル(FFX-901)ではない FFX-900を使用 そこにカラーと柄の違いはありますが性能や構造の違いはありません
※ サンプルでリンクを貼ってますが ↑ 価格がモンベル公式サイトとは大きく異なる場合があるためご注意ください
目次
N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専 データ比較・一覧
N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専 実物比較・実測値など
N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専 使用感で 一番違いを感じたところ
あとがき 私の登山スタイルに合うのは ◯◯◯
おまけ 各メーカーの保温保冷効力テスト環境について思ったこと
※ 【新型】 関連記事
【新型】アルパインサーモボトルと旧型比較 変更点・ポイントなど(新作 / 2023年秋冬 / モンベル mont-bell)
リニューアル!?【軽量N-HEATEX】のポイントは「重量」ではなく、やはり○○と△△が圧倒的に強いと思った(2023新商品 / 軽量モデル / ニトリ)
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N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専
データ比較・一覧
メーカーサイトにあるデータを一覧にしてみました。
(今回の比較は容量 900ml・0.9Lのものとします)
(2023年9月現在)
これを見ると、ニトリの N-HEATEXが
モンベルの アルパインサーモボトルや サーモスの 山専ボトルと比べて
・サイズが大きい
・重量がある
・保温保冷効果が高い
・価格が安い
そして、サーモスの 山専ボトルは モンベルの アルパインサーモボトルと数字はほぼ同じだが
・価格が高い
と分かりました。
※ 保温保冷効力テスト条件は 3者ともほぼ同じと思います 細かいことは 最後 に記載しておきます
※ 各データ数値等は変更があり得るため、最新情報は各メーカーページでご確認ください
それでは次に 3つの登山水筒の実物比較をしたいと思います。
左: N-HEATEX / ニトリ
中: アルパインサーモボトル / モンベル
右: 山専ボトル / サーモス
※ 各メーカーが表記しているデータ数字は このパーツ等フル装備の実測値とほぼ一致していました
N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専
実物比較・実測値など
高さは
N-HEATEXが 一番高い感じです
蓋には
N-HEATEX、アルパインサーモの 2つがシリコンカバー あり
N-HEATEXのカバーは 蓋の上面全てを覆うタイプ
アルパインサーモは 蓋の上面周囲を覆うタイプ
山専の蓋にはシリコンカバーはありませんが蓋の構造上、
落下時等のダメージは軽減してくれる強固な作りと感じます
底カバーは 3者とも あり
N-HEATEXは厚みがある感じのカバー
山専は深さがある感じのカバー
比較すると山専が 一番露出面が小さい感じ
蓋ですが、
N-HEATEXのみ「真空断熱のコップ」が付属しています
単体記事 の方で記載しましたが、
熱湯を蓋(樹脂コップ)に入れると熱くて素手では持てませんが、真空断熱のコップでは素手でも問題なく持てました
そして中栓の比較では、
アルパインサーモのみ「ダブルスクリュー栓」ではなくシングル栓です
次に各パーツに関してですが、
3者比較で それぞれの特徴をピックアップすると
ニトリの N-HEATEXは
真空断熱コップが付属している
モンベルの アルパインサーモボトルは
シングル栓
パーツ数が少ない
別売りで
「アクティブリッド」という直飲みタイプの蓋がある
サーモスの 山専ボトルは
ボディリングがある
別売りで(パーツとは言い難いですが)
ボトルの傷つきを防止する「専用ポーチ」がある
ちなみに、3者の中で
ニトリの N-HEATEXのみ オリジナルパーツ、またオプションパーツ等の別売りがありません
(2022年9月現在)
ちなみに
実重量(フルパーツ)では
N-HEATEX 約 515g
アルパインサーモ 約 374g(一番軽い)
山専 約 392g
そして、
水筒として最低限機能する「本体と中栓だけ」の実重量は
N-HEATEX 約 376g
アルパインサーモ 約 299g(一番軽い)
山専 約 311g
でした。
3者で データ上比較して顕著に保温保冷能力が高い N-HEATEXの保温力はどれくらいなのか
アルパインサーモと 山専の保温保冷効果に大した違いはないとして
アルパインサーモとの 2者で比較検証してみます
※ 沸騰したお湯を、予熱してない水筒に投入して蓋をする
2時間 室温 約 30度で放置
その後、30分 家歩荷 で背負う
その後、3時間半 冷蔵庫内(約 5度)
そこまで類似してないですが、登山に見立てて動きと温度変化のある状況で合計 6時間ほど
結果、
N-HEATEX
約 85度ほど
アルパインサーモ
約 81度ほど
確かに N-HEATEXは実力があると思いました
保温保冷効果に関係があるのかもしれませんが、
水筒本体の口元サイズの実測値は
N-HEATEXが一番狭く 約 40mm
アルパインサーモ 約 44mm
山専 約 44m
本体口の 一番狭くなっている部分は
N-HEATEX がやはり一番狭く 約 33mmでしょうか
アルパインサーモと 山専は同じほどで 約 36mmでした
正確には計れないのですが、
見た目では明らかに大きさに違いを感じるものになります
最後に、
データでは分からなかった使用感的なところを記載します
N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専
使用感で 一番違いを感じたところ
3者をこれまで使ってみて 一番顕著に違いを感じたところは
ニトリの N-HEATEXのみ
水筒から出る水流が「細い」「少ない」
と感じます
ここも「超」をつけるほどの保温・保冷効果に関わっているような気がするのですが
人それぞれの使い方によって ここは好みが分かれるかもしれません
あとがき 私の登山スタイルに合うのは ◯◯◯
私の登山スタイルに合うのは、結論から言うと
「アルパインサーモボトル」に変わりなしでした
過去に アルパインサーモボトルと 山専ボトルを比較して
「価格」「パーツの少なさ」「デザイン」で アルパインサーモボトルをチョイスしました
そして
今回そこに N-HEATEXが加わりましたが
「重量」「サイズ」の関係でやはり アルパインサーモボトルが私の中での 一番の登山水筒になります
私はオフシーズンの山、つまり寒い時の山に入ることがほとんどですが、
登山水筒に正直 保温保冷効果をそこまで求めていません
勝負登山時の水筒には ぬるま湯を入れて山中飲んでいるので「超」がつくほどの保温保冷効果は必要がないことがあります
また、
テン泊中に水筒の中身が凍らない程度の断熱効果があれば十分なので N-HEATEXまでの実力は私には必要がありませんでした
私の登山スタイルで重要視しているのは「重量」なため、
3者の中で最軽量の モンベルの アルパインサーモボトルを好んで使っています
パーツが少ないというのも好みのポイントになっています
ニトリの N-HEATEXは価格が安い上に、超がつくほどの保温保冷効果があるため
使用用途によってはとても良い水筒だと思います
個人的な使用用途から ネガティブなポイントとしては
・パーツのバラ売りがない
・他と比較すればやや重い、やや大きい(ハードな登山ではここは抑えたい)
・他と比較すれば水筒から出る水量が細い、少ない(もどかしい感じを受ける)
・他と比較すれば本体入口がやや狭い(注ぎ・排出に関わってくる)
・カラーがグレーの 1色のみ(アウトドアでダークカラー的なものは見つけにくい)
(2022年12月現在)
といったことはありますが、特に保温保冷効果を求めるシーンでは他に類を見ない力強い水筒だと間違いなく思います
正確な計測ではなく あくまで「体感の差」の話しですが、
日常的に多用しているアルパインサーモの感覚でいけば「もう冷めてるだろう」
というタイミングで N-HEATEXのお湯を飲んだ時、中のお湯が想像以上に温かくて驚いたことがあります
やはり高い保温保冷効果と、そして
山専ボトルの半額近い値段で買えるのが N-HEATEXの大きな魅力だと思います
ちなみにサイズ展開は
3者共通して 500ml 750ml 900ml容量があり、
モンベルの アルパインサーモのみ 350ml容量がありました(2022年12月現在)
おまけ 各メーカーの保温保冷効力テスト環境について思ったこと
テスト環境は 3者とも ほぼ一緒かと思うのですが、
各メーカーの文章の細かいところを見ると
アルパインサーモだけ他の 2者に比べ「予熱・予冷が入っていない」ような気もします
私の勘ぐりすぎなのかもしませんが、もしそうであるならば
アルパインサーモボトルは 3者同じく比較した場合もう少し強い保温保冷数字が出るのかもしれませんね
以下、引用
【N-HEATEX】
※ 保温効力とは室温20°C±2°Cにおいて製品に熱湯を中栓の
下端まで入れ、縦置きにした状態で湯温が95°C±1°Cに
なったとき、ふた(コップ)・ステンレスコップ・中栓をして6
時間放置した後のその湯の温度です。
* 保冷効力とは室温20°C±2°Cにおいて製品に冷水を中栓の
下端まで入れ、縦置きにした状態で水温が4°C±1°Cになっ
たとき、ふた(コップ)・ステンレスコップ・中栓をして6時間
放置した後のその水の温度です。
【アルパインサーモボトル】
※ 保温・保冷効果とは室温20度(±2度)において、製品に規定量の95度の熱湯(4度の冷水)を満たし、所定時間放置した場合の温度です。
【山専ボトル】
※ 保温効力とは、室温20℃±2℃において製品に熱湯を中せん下端まで満たし、湯温が95℃±1℃のときから中せんとコップを付けて縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその湯の温度です。 ●保冷効力とは、室温20℃±2℃において製品に4℃以下の水を中せん下端まで満たし、水温が4℃±1℃のときから中せんとコップを付けて縦置きにした状態で6時間放置した場合におけるその水の温度です。
※ サンプルでリンクを貼ってますが ↑ 価格がモンベル公式サイトとは大きく異なる場合があるためご注意ください
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