【項目別比較】新型アルパインサーモボトル / 軽量N-HEATEX / 山専ボトルなど 登山で使いたい保温保冷水筒 〜現行モデル4つ〜

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【項目別比較】新型アルパインサーモボトル / 軽量N-HEATEX / 山専ボトルなど 登山で使いたい保温保冷水筒 〜現行モデル4つ〜 画像

これまで各メーカーの主要登山水筒を比較してきました。

※ 2023年秋冬以前のモデルの(旧型)アルパインサーモボトルの比較記事は こちら ↓
【登山水筒3つ比較】ニトリ・モンベル・サーモス(N-HEATEX / アルパインサーモ / 山専) どれを山に持っていこうか考える
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そこから
2023年秋冬に新しくモデルチェンジをしたモンベル
新しいモデルを追加したニトリ
などが出てきたためデータのアップデートをしたいと思います。

※ 関連記事
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モンベル・ニトリ・サーモス
各メーカーの 2023年末の販売モデル 4つを 項目別に表で比較したものがあるのでここで残しておこうと思います。

〜目次〜
主要登山水筒 項目別比較表
 表1: 容量(品番)
 表2: 価格
 表3: サイズ
 表4: 付属品の有無
 表5: 重量
 表6: 保温保冷能力
 表7: 中栓
 表8: カラー
あとがき: 各水筒の特徴を簡単に

※ ニトリの N-HEATEXに関しては 2023年末現在 軽量化された「軽量N-HEATEX」というモデルと、従来の「N-HEATEX」というモデルが販売されているためその 2者を表に取り入れています

※ サーモスの「山専ボトル」は正式名称ではないと思われますが、便宜上その名称を使っています




【項目別比較】新型アルパインサーモボトル / 軽量N-HEATEX / 山専ボトルなど 登山で使いたい保温保冷水筒 〜現行モデル4つ〜

新型アルパインサーモボトル
軽量N-HEATEX
N-HEATEX(従来)
山専ボトル

この 4つの保温保冷水筒を項目別に表にしています。

※ 情報の更新には努めてますが、当記事記載のデータは 2024年2月1日 現在のものになります ご注意ください

主要登山水筒 項目別比較表

表1: 容量(品番)
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各水筒で容量展開に差があります
全モデルに共通してるのは 0.5L と 0.75L でした

軽量N-HEATEXは色の違いで商品コード(品番)が異なっています

N-HEATEX(従来)には 1.2L の容量のものもありますが今回は比較対象から外します

表2: 価格
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山専ボトルは価格が高めで、N-HEATEXが優しめな価格でした
(価格には変動があるのでご注意ください)

表3: サイズ
新型アルパインサーモ / 軽量N-HEATEX / 山専ボトルなど【項目別比較表】登山で使いたい保温保冷水筒 現行モデル4つ 画像

水筒の直径(φ)と高さ(h)
同じ容量で見てみると N-HEATEXがやや大きめでしょうか

ただこのサイズ表記は 次の表の「付属品」のサイズが含まれている部分もあると思われるので一概に比較できないところではあります

例えば 新型アルパインサーモ山専ボトルでは一見前者がコンパクトに見えるのですが、実際山専の付属品を外した 本体のみのサイズでは「同等」と個人的には感じます

細かいようですが、メーカーページでは山専ボトルのサイズ表記は「約cm」となっています 新型アルパインでは「約」「おおよそ」という表記はないように思われます

表4: シリコーンカバーなど付属品の有無
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水筒の損傷防止や開けやすさなどの目的で「シリコーンゴム」(カバー)が付属している水筒、ない水筒があります

これは先の「サイズ」にも関わってましたが 次の「重量」にも関わってくるのでご参考ください

表5: 重量(付属品を全て付けた状態)
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※ 新型アルパインサーモボトルの重量は販売前のデータより「-1g 〜 -9g」訂正されています(2024年2月1日現在)(上表訂正済み)

山専ボトルの()内の重量は「ボディリング」と底の「ゴムカバー」を外した重量

N-HEATEX(従来)は外蓋(コップ)の中にさらにステンレスの真空断熱コップがあるため重量は重め

※1 約 288g(付属の底ゴムカバーを外した状態の個人計測値)
※2 約 472g(付属の蓋のゴムカバーと、底のゴムカバーを外した状態の個人計測値)(ステンレスの真空断熱コップ 個人計測 46gは込みの重量)

表6: 保温保冷能力(6時間後の温度)
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N-HEATEXの保温保冷能力は非常に高いです 実使用でもしばしば思います

N-HEATEX(従来)は 付属の「ステンレス真空断熱コップ」も蓋内に収めての保温保冷結果
※ 各メーカーの保温保冷テスト設定に差異はないと思います(室温20°C±2°C)(スタート時95°C / 4°C)

表7: 中栓
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アルパインサーモのみシングル栓 アルパインサーモの中栓は半回転で開閉できるため実際楽です だからと言って登山時に漏れを感じたことは私はありません

N-HEATEXのダブル中栓は、山専ボトルのダブル中栓と比べても ネジが深い気がしてます その分高い保温保冷能力につながっているのかもしれません

表8: カラー
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冬場はステンレス感の少ないカラーのものが余計な冷たさを感じにくく個人的には好んでいます(軽量N-HEATEX山専ボトルのマット系)

※ 当記事記載のデータは 2024年2月1日 現在のものになります

あとがき: 各水筒の特徴を簡単に

個人的に感じる各水筒の特徴を簡単に記載します。

【モンベルの 新型アルパインサーモボトル について】
底にシリコーンカバーがないために そこの部分に対する衝撃には強くないかもしれません
別売りのシリコーンカバーを付けるとその分、重量とサイズ、そして総価格は上がります

それでも同じ状態(底カバーのみ付ける状態)で比較した場合、アルパインサーモが一番軽量となる計算結果です

【ニトリの 軽量N-HEATEX / N-HEATEX(従来) について】
重量は他に比べ重い傾向にありますが、高い保温保冷能力と価格設定の低さは大きな魅力と感じます

【サーモスの 山専ボトル について】
山水筒の元祖のような気がしますが、他の 2者の水筒に比べ高価格帯である上に正直「強みがない」気が 今ではしています
(重量が特別軽いわけでもなく、保温保冷能力が特別に高いわけでもない など)

※ 新型アルパインサーモボトル以外は全てこれまで使ってきた、また現在でも使っている中での個人的な感想になります



〜目次(上に戻ります)〜
主要登山水筒 項目別比較表
 表1: 容量(品番)
 表2: 価格
 表3: サイズ
 表4: 付属品の有無
 表5: 重量
 表6: 保温保冷能力
 表7: 中栓
 表8: カラー
あとがき: 各水筒の特徴を簡単に

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