初めての登山 心得     

初めての登山 登山初心者の方に向けた登山入門手引き
登山 初心者 心得

マニュアルではありません、あくまで私が登山する上で心得てることです。
感覚と体験からざっくり綴ります。
私は臆病なだけにいつも無駄にたくさんの色々なことを考えて登っていると思います。正誤性はわからないので「こんな風に登山している人もいるんだな・・・」程度で見て下さい。
初めて登山をする人の何かイメージにつながればと思います。

初めての登山 心得

登山 心得 monochicken.com 画像

登山に行く前

机上登山をしておく・・・コースや地形などイメージをしておく インターネットなどでその季節の情報を得てイメージしておくと良いと思います
(ただし人の記事は鵜呑みにはしないことをおすすめします、力量や感覚の差がもの凄くあります)

荒天の時は諦める・・・せっかく準備したのに、となりますが晴天時とそれ以外ではまるで別物の世界となります

晴天無風とそれ以外・・・上と同じですが、その二者でその山の難易度は桁違いに変わると思っています

町と山の違い・・・町が夏であっても山はまだ雪山だったりもします 町が夏の終わりでも山では雪が降ったりもします その違いがあることを頭にいれて計画をすると良いと思われます

余裕のあるプランと食料・・・この余裕の有無でいざという時のパニックの度合いが雲泥の差になります 余裕のあるプランニングと食料をおすすめします

忘れ物のないように・・・忘れ物がその山行をパーにしてしまうかもしれないのでせっかくの山行、思い切り楽しむためにも忘れ物のないようにしたいですね

高さじゃない・・・山の難しさは高さではないと思っています 低い山でも油断はできません 気象条件を除けば100名山より200、300名山の方がより難しい場合があります(登山道整備などが進んでいないため 人も少ないためなど)

登山届けを出す・・・必ず登山届けは出しましょう 家族または友達でも行程表は出しておくと良いと思います

いざ登山

挨拶・・・人にはもちろんのこと山や自然、動物たちにお邪魔する旨を思うことが大切だと思います
歩き方・・・意識して歩幅を小さく小さく歩くと疲れにくいと思います
ゆっくり・・・ゆっくり歩いて過度な発汗や疲労蓄積の緩和を 高山病予防にもなります
膝の使い方を意識して・・・適当に歩き続けるといつか膝を壊します
登り優先?・・・登山道で人とすれ違うとき「登り優先」というルールがあります マニュアルにはそうありますが、状況に合わせて臨機応変にやってほしいと個人的には感じます ただし、そういうマニュアルが普及していることは頭に入れておきましょう
早出早着・・・基本の通り早めに出発して早めにその日の行動を終えることが安全かつ楽しいと思います 気象の変化も午後からに集中します 「余裕」にはかなり多くのメリットがあります
まめな休憩・・・「まだ行ける」と思っていても最低でも1時間に1回は休憩を挟むと嘘のように体は軽くなります 体にかかっている多くの見えない負担も緩和されるのだと思います
特に集中・・・よく言われていますが「下山時は特に集中」しないととても危険です いくつかの山行を体験すると下山時に事故が多い理由もうなずけます
水の量・・・思いのほか水は飲みます 町と違いどこでも水が手に入るわけではないので重いですが多めに水を装備することをおすすめします 空腹も水でかなり凌げる上、高山病予防にもまめな水分補給が必要です
ゴミは持ち帰る・・・ゴミは必ず持ち帰る、そして落とさない 歯磨き粉や洗剤は山には流せません(でも私は使いたいので歯磨き粉は使いますが、「ペ」したやつやすすぎもすべてゴミ袋のティッシュに吸わせて持ち帰っています)
茹で汁、汁物は飲む・・・茹で汁、汁物も外には流せないので飲み干します

自然を侮ってはいけない・・・山や自然をやればやるほどその怖さを感じます 私も含め、山を始めた頃ほど無茶な登山をしがちです 気をつけたいところです
簡単に遭難する・・・自分はないだろうと思っていても簡単に遭難します これも町と山の違いなのかもしれませんが、町にはヒトも多くいて明かりもモノも何でもあり住所もあり電話もつながりすぐ助けてもらえると思います ですが山や自然の中ではそうはいきません 気を付けて楽しでください
高山病・・・人によっては2000m弱でもなるそうです 前回が大丈夫でも今回なったりします 無縁のものではないことを頭に入れておきましょう
諦める勇気・・・進退の見極めが大切です 無理をすると大変なことになる場合があります 難しいところですが、諦める勇気が時には必要です
道迷い・・・おかしいと思ったらすぐに確実なところまで戻ることをおすすめします これは「すぐに」です そのまま進むと抜け出せなくなったり深みにはまります
濡れはNG 風は寒い・・・汗や雨で濡れた状態はひどく体温が奪われます そこに風を食らうとさらに体温が奪われます 真夏だろうと容易に極寒状態になることを覚えておいてください
重ね着・・・重ね着を上手く行って体温調整をします 繰り替えしますが汗や雨などの濡れは体温をひどく奪いますので、脱ぎ着しやすい衣類でまめに体温調整をする必要があります

下山したら

感謝・・・無事の山行を山に感謝したいです
連絡・・・下山後にはすぐ、伝えておいた家族や友人に連絡を入れましょう
ストレッチ・・・特に行動を終えた後、入念にストレッチをすることで翌日の回復度が劇的に違います

登山の心得もスタイルも千差万別とは思います。
山や動物、自然に対してもヒトに対してもお互いを思い合って無事に楽しく登りたいですね♪

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