【ダブルチタン炊飯】という方法を考えてみたのですが、それでは米は上手く炊けなかった :検証レポート

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【ダブルチタン炊飯】では米は上手く炊けなかった :検証 画像

チタンクッカーでの炊飯

下手を打たなければ「程良いおこげ付き」で上手く炊けるのですが
少しタイミングを間違ったり火力を間違うと

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焦がします。

そんな中、
チタンクッカーでも

「アルミクッカーみたいに適当で簡単に上手く炊飯できないものか?」

と考え続けていて浮かんだのが

ダブルチタン炊飯

という方法でした。

世の中にそのような方法があるのか分かりませんが勝手にそう呼んでいます。

目次
ダブルチタン炊飯 結果
ダブルチタン炊飯 過程詳細
あとがき




ダブルチタン炊飯

やり方は
なんとなく察しはつくと思うのですが

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チタンクッカーを 2つ、つまり「ダブルチタン」で炊飯するということを考えてみました。

例えばマグカップにあるような「ダブルウォール構造のチタン製品」は
直接火にはかけられないので それを使うわけではなく、

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シングルウォールのチタンクッカーをダブルで使って大鍋に水を張り
「炊飯に対するチタンの熱伝導の弱点」をカバーできるのかをやってみました。

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イメージはこのような感じになります。

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考えていた絵図としては

周囲への吹きこぼれも防げるし、適当にしても焦げ付かず上手く炊けるかもしれない
というもので
期待が大きく膨らむものでしたが結果を先に述べますと

ダブルチタン炊飯では米は上手く炊けなかった

となりました。

以下、その過程の詳細です。

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大鍋チタン(以下、大チタン)に水を張って
小鍋チタン(以下、小チタン)に通常炊きの時と同じ水量で浸水させた米と水を入れて
炊飯開始です。

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最弱の火力で進めます。

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=40分経過=

炊飯の方の小チタンの水がまだまだ残っていて「ご飯」には程遠い状態でした。

(チタンクッカー1つでの通常の炊飯ならこの程度の時間で炊き上がっています)

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=1時間と少し経過=

上手く炊けてる感じがしません。

(大鍋の水は蒸発してなくなるので適宜追加しています)

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=2時間弱経過=

やっと ご飯ぽくなり終了します。

そして蒸らし40分ほど。

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焦付きは確かに一切なかったのですが、炊飯に時間をかけ過ぎているためもあるのか
ぐちゃっとした仕上がりでした。

到底成功とは言えない炊飯でした。

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中で炊飯していたこの小チタンは
「底の角が取れていて底面積が小さいから下からの炎の熱の伝わりが弱く、それで時間がかかってぐちゃっとした仕上がりになったのでは」と思いました。

そのため次のダブルチタン炊飯では
中の小チタンを

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右のチタンクッカーに変更。

「底が完全フラット」なものに変えます。

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それに浸水させた米と水を入れます。

そして、

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前回は水からのスタートでしたが今回は大鍋の水を沸騰させてから

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小チタンを投入。

炊飯を開始します。

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また弱火で始めましたが、

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1時間経過してもやっぱり水っけが多い感じだったので

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火力を上げました。

そして炊飯開始からトータル1時間ちょっとで火を消して蒸らし30分。

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焦付きはまた一切ありませんでしたが、

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ぐちゃっとした仕上がりで
また成功とは言えないものでした。

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その後もダブルチタン炊飯を試しましたが、ぐちゃっとした仕上がりからは抜けれませんでした。

あとがき

ダブルチタンの間のお湯によってチタン炊飯における熱伝導の弱点をカバーできるかもと思ったのですが
今回の2パターンでは逆にそのお湯によって中の「小チタンの炊飯に必要な熱量が不足した」。
つまり炊飯に必要な温度にならなかった・・・ということなのでしょうか。

このダブルチタン炊飯で終始火力を強めて炊飯をすれば、今よりは上手くできるような気がしますが
大チタンの水加減を気にしなくてはならないことと、余計に燃料を使うことになるので
「チタンで適当に簡単に上手く炊く」という目標からも外れてきたと思い
このダブルチタン炊飯は終了としました。

結論としては
チタン炊飯の場合は集中して普通に(シングルで)炊くのが一番かなと思いました。
時間も短く、燃料も少なくて済むので。

米を無難に炊くならアルミクッカーで炊飯をすれば済む話なのですが、
個人的にはできる限りアルミよりチタンを使いたいのでまた何か浮かんだら検証してみたいと思います。

当記事 使用クッカー

ATS加工のされている大鍋で調理に便利なチタンクッカー 日本製☆

個人的に一番のお気に入りのチタンクッカーです 日本製☆

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