保冷剤で人気の
ロゴス LOGOS の氷点下パック
その強い保冷力が人気の反面、冷凍庫で
凍らない
ということをよく耳にするので本当に凍らないのかを試してみました。
保冷剤なのに凍らないのであれば、保冷剤の意味をなさないと思うので実験です。
今回凍るのか凍らないのかテストをする保冷剤は、
ロゴス LOGOS 倍速凍結 氷点下パック M
新品でテスト。2枚。
常温では緑の液体のような感じです。一般の保冷剤と見た目に特に差異はありません。
凍る凍らないのテスト環境は、「日常の冷凍庫」環境で行います。
その目的は、
強力な保冷剤・氷点下パックを凍らせるために「日常の冷凍庫内の環境をわざわざ変えない」ということを目指しています。
日常の冷凍庫環境 その1
まず温度設定は「弱」でいきます。
冷蔵庫冷凍庫の温度設定を環境面・電気代面等から「弱」設定の方は多いと思うのでそれでいきます。
つまり冷蔵庫の説明書からみれば今回の冷凍庫内の温度は「約−15℃ 〜 −17℃」ほど。
ロゴス LOGOSの氷点下パックを凍らせる推奨温度は
「−20℃以下」のようです。
そしてその温度で
「約18h〜24h程度」で凍ると説明書に記載があります。
なので単純に見ても今回の環境下では「凍らない」かもしれません。
日常の冷凍庫環境 その2
そして、他にも色々入っている込みいった冷凍庫内でテストします。
緑の上2枚が ロゴス LOGOS の保冷剤/氷点下パック
(青の下2枚が ホームセンターで最安値の一般的な保冷剤)
ロゴス LOGOS のメーカーの推奨環境は
「冷凍庫の中をできるだけ空に近い状態」「重ねない」「一般の保冷剤などに触れさせたりしない」とあります。
なので今回のテスト環境はメーカー側としてみれば完全にNGだと思います。
ですが、多くの方の「日常の冷凍庫」はこのような状況下と思うのでそれでテストします。
では、
ロゴス LOGOS 保冷剤
氷点下パック 凍らないのかテスト
開始です。
まずは、
24時間・1日経過。
凍らない。
メーカーの推奨環境ではないので、メーカー記載の凍結時間では到底凍らない感じでした。
ちなみに、凍りだすと「白っぽく」なります。
48時間・2日経過。
凍らない。
反応が見られないですね。
72時間・3日経過。
お!
凍らないと思っていたところ凍ってきました!72時間で。
まだ凍ってないところ(緑の部分)はありますが凍ってきました。
ですが、2枚目の保冷剤同士で挟み込んでいた氷点下パックは一切凍っていませんでした。
完全に白く凍らせないと、保冷剤としての十分な能力が発揮できないと説明書にあるので1枚目もまだ不完全体になります。
96時間・4日経過。
おお。
1枚目は真っ白に。完全に凍ったかもしれません。
4日かかりました。
挟み込んでいた2枚目も部分的に凍り出し始めました。
ここで1枚目と2枚目の位置をチェンジし翌日を迎えます。
120時間・5日経過。
位置を変えたら凍り方が加速した感じです。
凍ってなかった2枚目も完全凍結まで残りわずか。
144時間・6日経過。
凍らない凍らないと耳にするロゴス LOGOSの保冷剤/氷点下パック。
ついに2枚目も凍りました。
これでようやく保冷剤として十分な効果を発揮するようです。
結果、
温度設定 弱
込み入った冷凍庫内
つまり、
「日常の冷凍庫」の環境下でも 4日〜1週間 あれば凍る
となりました。
今回の結果でしたが、位置によっては同じ温度設定でも凍結時間はもっと短縮できると思います。
(冷凍庫の能力は人それぞれの環境で様々と思うので、これはあくまである一つの冷凍庫でのデータであることご了承ください)
こんなに時間がかかるようでは使い勝手が悪いようにも思えますが、凍った氷点下パックが冷凍庫内に入っていれば停電時などにより安心のような気がしています。
もちろん、アウトドア時でもしっかりとクーラーボックス内を冷やしたければこれだと思って使っています。
何枚か所持して、凍る時間を把握しておけばローテーションで使い回すことができますね。
氷点下パックによって真夏の車中に置いていたクーラーボックスが冷えすぎて、適度に解凍したかったものが一切解凍してなかったということもありましたが、その癖を見極めればやはり確かな保冷剤なのだと思いました。