モンベルのオンラインショップでたまたま見つけた
スノーアンカー
という商品。
このような ↑ 形状をした 要はテントを固定する「ペグ」みたいなものなのですがその商品説明にある
雪面での設営時にたいへん役に立つアンカーです。
そして説明書にも
通常のペグが使用できない時にたいへん役に立つのが、このスノーアンカーです。
・・・
「たいへん役に立つ」
そこまで言われてどうしても気になったので 厳冬期 2月 約2100m で使ってみました。
積雪上 1つしか使用しなかったのですが「たいへん役に立つ」というのは伊達じゃない気がしました。
〜目次〜
スノーアンカー 使用 流れ
撤収時 気をつけたいと思ったところ
まとめ: 雪山にはとても活躍すると思う
モンベルの【スノーアンカー】雪面での設営時に「たいへん役に立つ」というのは伊達じゃない気がした / 登山テント泊
まだ使用歴が浅いので色々追求していきたいのですが とりあえず今回の 2月の山行でのモンベルのスノーアンカーを使った流れです。
モンベル
スノーアンカー 使用 流れ
画像 ↑ で見て
テント 左奥 にスノーアンカー使用。
テントの張り綱 1本に対してスノーアンカー 1つ。
張り綱にカウヒッチ(ひばり結び)でスノーアンカーを結びました。
※ 音が出ます ご注意ください
※ 結び方ナビ 〜 How to tie 〜 様の動画です
それを雪の中に埋め込んで張り綱を調整して完了。
撤収時 気をつけたいと思ったところ
テント撤収時に気をつけたいと思ったところが
慎重にショベルやピッケルを入れて掘り出さないとスノーアンカーを破くな といったところ。
通常のペグやクロスペグなどであればピッケルで付近をガツガツ掘って引っ掛けて抜くということができますが、モンベルのこのスノーアンカーの場合はそういうわけにはいかないと思うのでそこは慎重に掘り出す必要があると思いました。
エキスパートオブジャパン のクロスペグ(日本製)
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まとめ: 雪山にはとても活躍すると思う
冬山、雪山と言えど色々あると思います。
(画像: 新雪期)
新雪と残雪では雪の質が異なると思いますし、
(画像: 残雪期)
直近の降雪降雨のタイミング、そして場所などでも雪質は変わってくると思うので「この時はこのペグだ」と私はなかなか限定できません。
その山行で幕営地、標高を変える時もあるので結局色々持って行ってしまうのですが
このモンベルのスノーアンカーは 特に積雪深があるところでテントを張る場合は
雪質問わずとても有効のような気がするのでこれから確実に持って行きたいと思いました。
仮に雪が少なく岩がある場合でも効かせることができそうなので幅広く活躍してくれそうな想像をしてます。
雪面にペグを効かせることができなかったことで強風による不安な夜を過ごしたことがこれまで幾度とあります。
今回の山行ではスノーアンカーの使用は 1箇所だけでしたが
おかげで 4隅全てを強く固定できたので安心して過ごすことができました。
風の強い冬山にとても重宝しそうです。
2024~2025シーズンの冬山は個人的に終わったので来シーズン(2025~2026)での活躍を楽しみにしたいと思います。
特に新雪期は苦労することが多いので楽しみです。
割り箸とか竹とかをペグにすると昔聞いたことがありますが、凍った雪面から残置せずに回収する方法が想像できないので私は金属のクロスペグを時に使っています
ノーマルペグ 1本を横に埋める、十字にさせる、カラビナを括って埋めるなどの方法も取ることがありますがクロスペグという製品の強みはやはり感じます
しかし
昔に入手したので相場が異なってるとは思いますがこんなにも高価なものだったかと驚きました
〜目次(上に戻ります)〜
スノーアンカー 使用 流れ
撤収時 気をつけたいと思ったところ
まとめ: 雪山にはとても活躍すると思う
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