今回は「ナイフ」。
ポケットナイフ、多目的ナイフ、万能ナイフ、十徳ナイフ、アーミーナイフ、マルチツール・・・色々呼び名はあるようです。
そんな中から今回、
「折り畳めて携帯性に優れ、ナイフ機能以外にもいくつかの機能があるツール」のことを取り上げたいと思います。
多目的ナイフはあると非常に便利と思っています。
山にも旅にも必需品となっているアイテムです。
※ そのアウトドアシーンで必要になりそうな機能は異なってくると思いますが今回は登山や車中泊、自転車旅(キャンプ)からの視点となります
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必要としている多目的ナイフの機能
個人的に行うアウトドアでの活動領域で必要としている機能は 4つ。
ナイフ ブレード 刃
その使用としては、
パンを切る
野菜を切る
手で開かない袋状のものを開けるために切る
靴擦れ予防のテーピングを切る
メンテナンスや吊るために使うヒモを切る
リペアシートなどを適度なサイズにするために切る
箸を忘れた時に枝を削ぐ
バターなどをパンに塗る
細引きの先端がばらつかないように、火で溶かした細引きの先端を刃の腹で押しつぶす
手に刺さったトゲを刃の先端でほじくり出す
プラスチック製品を削る改造する など・・・
食料系はもちろんのことメンテナンスやリペアなどの部分で刃がたくさん活躍しています。
缶切り
今や多くの缶詰がプルトップ式になっているとは思いますが、食べたい缶詰やもらった缶詰がプルトップでない場合、非常に困ることになるので缶切りはあると便利です。
もし缶切りがない場合、
缶詰の蓋を開ける他の方法が思い浮かばないのでこの機能はあると便利としています。
アメリカでの自転車旅では絶対に必要でした。
栓抜き
瓶ビール、ボトルビールなどを飲みたい時にあると便利。
もし栓抜きがない場合、
手元にあるものや何かの角で開けることはできますがあると便利です。
コルク抜き
個人的には、この機能が欲しかったと思う場面が何度もありました。
もしコルク抜きがない場合、
コルクを抜く他の方法が思い浮かばないのでこれもあると便利としています。
簡単に言って、
以上の機能以外は、個人的には特に必要と感じていません。
他のマルチツールに搭載されていたハサミやヤスリはまず使うことはありませんでした。
フィールドを限定して「登山に限ってのみ必要と思われる多目的ナイフの機能」は
ナイフ機能以外必要ない?
と私の登山スタイルではなっています。
「登山」と言っても様々な登山スタイルがあるのでここでは「私の勝負登山時」に必要としている機能は「ナイフだけ」と言い換えた方が適切かもしれません。
それを前提に話を進めると
登山シーンだけで言えば、ナイフ ブレード 刃 機能以外の必要性を感じた時がありません。
登山に行くにあたっては基本、前もって計画し食料などをじっくり選んで登山に行くと思います。
もし缶詰を持って行きたいならプルトップの缶詰にすれば良い
瓶ビールもボトルワインも重くてまず持っては行かない
となると、
ナイフ以外の機能が必要ではなくなってきます。
しかしそれがあまり町のない・店のないような「旅」などになると、
そこにある唯一のお店の商品内で選ぶしかない状況になることもあり得ます。
そうなってくると「せっかく飲みたい飲み物や食べたい食料があったけど開けることができない」という状況に陥ることもあるのでナイフ以外の機能3つがあると便利になってきたりします。
海外を自転車旅している時に特にそう思いました。
それでは、
自分が長年 使っている 使っていたナイフを紹介します。
ビクトリノックス VICTORINOX「ソルジャー CV AL」
※ 文末にビクトリノックス VICTORINOX「スタンダードスパルタンシルバーテック」との比較があります
サイズはこれ程。
機能は、
ナイフ、缶切り、栓抜き、リーマー(穴あけ)
※ キーリングに付いている笛は、付属してません 個人的に付けているだけです
ナイフ
切れ味はかなり上等です。
缶切り
先端はマイナスドライバーとしての機能もあるようです。
栓抜き
こちらも先端はマイナスドライバーとしての機能もあるようです。
リーマー(穴あけ)
使い方がよくわかりません。そのため使っていません。
この ビクトリノックス VICTORINOX 「ソルジャー CV AL」 はもう何年も前に購入したのでもう無いのかと思いきやまだある現役な商品でした。
無駄がなく特にアメリカ自転車旅では重宝していました。
あまり小さ過ぎても使いづらい上、無くし易くもなります、そして大き過ぎても携帯性が損なわれる。
そのためサイズ的にもちょうどよくありました。
余談ですが、ナイフのブレード 刃をしまうときに気をつけないと、
指をはさんで結構切れてくれます。
サイズが近く、重量や機能面を色々見た中でもし買い替えるなら、
ビクトリノックス VICTORINOX
「スタンダード・スパルタン シルバーテック」
使っていたソルジャー CV ALより軽くてスモールブレード(小さい刃)とコルク抜きを搭載。
コルク抜きは、固く締まったロープの結び目を解くのにも使えます。
当時はこれもいいなと思いました。
※ 比較表
商品名(型)_____長さmm_幅mm_重さg_機能_
ソルジャーCVAL_____93___12__71___8_
(0.8201.26)
スタンダードスパルタン
シルバーテック_____91___14.5__59___12_
(1.3603.T7)
ソルジャーよりシルバーテックの方が、
長さが短く、重さが軽い。幅と機能は増える。
ソルジャーはハンドルが金属。シルバーテックはハンドルが樹脂。
ソルジャーCVAL機能8
ラージブレード(大刃)
リーマー(穴あけ)/パンチ
カン切り
マイナスドライバー 3mm
せん抜き
ワイヤーストリッパー
マイナスドライバー 5mm
キーリング
スタンダードスパルタンシルバーテックには上記に加え、
スモールブレード(小刃)
コークせん抜き
ツースピック
ピンセット
の計12機能。
今はナイフをアウトドアシーンで使い分けています ↓
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