自転車を乗り出してから数年、突然膝痛が起こるようになりました。
それから怖くて自転車で遠方へ行けず
途方に暮れていたところ発見した自転車輪行袋というモノ。
「膝が痛くなっても電車で帰れるように…」
そこで選んだのはオーストリッチの超速FIVE/超速ファイブ。
超速FIVE/超速ファイブを選んだ理由はいくつかあるのですが、
JRの手回り品のルールをクリアしてそうだったから というのが 1つ。
(超速FIVE/超速ファイブの設計サイズは 1380 x 220 x 800 mm)
第308条
旅客は、第309条に規定する以外の携帯できる物品であって、列車の状況により、運輸上支障を生ずるおそれがないと認められるときに限り、3辺の最大の和が、250センチメートル以内のもので、その重量が30キログラム以内のものを無料で車内に2個まで持ち込むことができる。ただし、長さ2メートルを超える物品は車内に持ち込むことができない。
旅客は、前項に規定する制限内であっても、自転車及びサーフボードについては、次の各号の1に該当する場合に限り、無料で車内に持ち込むことができる。
(1)自転車にあっては、解体して専用の袋に収納したもの又は折りたたみ式自転車であって、折りたたんで専用の袋に収納したもの
(2024年3月現在 JR東日本 webサイトより)
※ 最新情報は JRサイト でご確認ください
そして、
使い方として下から包む、つまり下部が空いていない輪行袋だったから
使い方が簡単そうだったから
では見ていきたいと思います。
説明書を見ながら包んでみた記録です。
ちなみに自転車輪行はもちろん、自転車については自分は素人です。
〜目次〜
今回の自転車の仕様
超速FIVE/超速ファイブの使い方 1
超速FIVE/超速ファイブの使い方 2
思ったこと・感想
超速FIVE/超速ファイブで包む今回の自転車の仕様
モデルは SURLYの「long haul trucker(ロングホールトラッカー)」
ツーリングバイク/ツーリング自転車という部類でしょうか
仕様を少し記載します
リアキャリア & 泥よけ付き
それではスタートします(簡単な説明書はついています)
超速FIVE/超速ファイブの使い方 1
まずは、
ネジを緩めてハンドルを90度曲げます
こんな感じに
次に輪行袋をセットします
分かりづらいですが、
黄色いジップが下までいっている方が後方
途中までの方が前方
(手に持っている方は前方になります)
前方後方を合わせて自転車の下に敷きます
前輪を外し、付属の車輪カバーに入れます
車輪カバーには上部にベルトが1本付いているので、それで丈夫そうなところにくくりました
フロントフォーク(前輪がかまされてる足:この単語さえ分かれば説明書は読めます)が
歪んだり地面と干渉しないように「エンド金具」というのでしょうか?
自分はプラスチックのモノですがフロントフォークにかまします
※ 他の自転車輪行袋もそうかもしれませんが、この超速FIVE/超速ファイブにエンド金具?というものは付属されてないので別で用意する必要がありそうです これはあった方がいいと思います
そして付属のショルダーベルトをまずは一方、サドル下あたりにくくります
そして、
輪行袋を立ち上げた時にサドルあたりに来る小さい窓から、もう一方のベルトを「下から上へ」と出します
コード類に干渉しないように考えつつ、それをハンドル下あたりにくくります
この2点で吊るようですね
※ この時ショルダーベルトを長過ぎるくくり方にすると、肩で担いだ時に底面が低くなり
階段などの移動時に支障をきたすと思います
そして、ジップを下から締め上げます
※ ショルダーベルトは一方は小窓から、もう一方はジップの間からでokと説明書にあります
最後に
フロント下部のベルトを絞れば
完成
(輪行っぽい!と感動しました)
自転車を入れた超速FIVE/超速ファイブを背負ってみると、
重くて大きい
ショルダーベルトに肩当てみたいのは無いので肩に食い込みます 細いベルトでもありますし
ですが
実際なかなか安定して移動できるものなんだなと思いました輪行袋
他の自転車輪行袋を使ったことがないので何ですが、なかなか良さそうです超速FIVE/超速ファイブ
※ 地面に落ちているベルトは付属のベルトです 必要に応じてご使用ください とありました
超速FIVEの厚手タイプもあるようです
“丈夫で長持ち、厚手の生地で大切な自転車を守ります” とありました
同じオーストリッチの輪行アクセサリーとして肩パッドがありました
自転車が簡単にすっぽりと入ったのはいいが、各荷物はどうする?
超速FIVE/超速ファイブの使い方 2
空のリアバッグをキャリアに付けたまま入るのか
入りました
ついでにフロントバッグも下に置いて入るのか
これも入りました
リアキャリアにバッグを付けたままだと後方がパンパンになる感じがあるので、
外して全ての荷物を下に入れれば
すっきりいけました
この超速FIVE/超速ファイブは下から上に閉じていくタイプの自転車輪行袋です
他メーカーで見かけた自転車輪行袋では
超速FIVE/超速ファイブとは逆に、上から被せて下を簡易的に閉じる(下が空いている)ようなものがあり、それは「小物が落ちたりしても気付かない」…というレビューがありました
それは嫌だなと思い、下の空いていない自転車輪行袋 超速FIVE/超速ファイブを選択しました
それがこの「荷物を一緒に入れられる」という思わぬところでも役に立ちそうです
おまけで、
後輪タイヤやペダルが当たる部分、負荷がかかる部分(水色部)は生地が厚めになっていると思いました
前方も
フロントフォークが当たる部分、そして車輪カバーの軸が当たる部分なども当て布がありました
超速FIVE/超速ファイブを使ってみて思った事
ペダルを外さず、サドル高を変えずとも何処もはみ出す事無く荷物ごとすっぽり収まった超速FIVE/超速ファイブ
下が空いていない、縫合やジッパーの滑りなども良い、作りに弱さも感じない…とても良い自転車輪行袋だと思います
特にキャリア/泥よけなどが付いているツーリング自転車/ツーリングバイクには助かる自転車輪行袋だとも思います
超速FIVE/超速ファイブに限らないと思いますが、自転車輪行は特に電車に乗る時間帯を考えないと難しいな…と思いました
膝が痛んだら輪行して帰ってこようという自分の魂胆は時間帯が難しそうですが、
通常の輪行目的?で、始発など電車が空いている時間帯に輪行するのであればもってこいな自転車輪行袋だと思います
電車も、荷物車両があったり自転車ごと乗れるようになればいいなと思います
超速fiveの厚手タイプ
輪行アクセサリーとしてありました肩パッド