モンベルの
リッジラインパック
画像21枚を使って紹介してみたいと思います。
最後にモンベルのバックパック/リッジラインパックを使ってみた結果…と
リッジラインパック各種一覧を記載します。
目次
リッジラインパック40 画像21枚
リッジラインパック40 個人的考察 使ってみた結果…
リッジラインパック 各種一覧(2021年9月現在)
リッジラインパック40 レビュー
モンベル
リッジラインパック40
リッジラインパックは2017年12月現在 30、40、55、75リットル の4サイズあるようです。
(2023年8月でも同様のラインナップでした)
ここでは「リッジラインパック40(#1133121)」を取り上げます。
※ 40の2023年8月現行モデルは #1133296(2022年春夏新商品)
ではいきます。
(個人的に気になる箇所は △印、良いところは ◎印 を付けます)
まずはリッジラインパック表面
両サイドに
ベルトとポケット
△ このポケットは浅いため 長物のホルダーにはなりますが、
水筒などを差し込むには不向きだと思いました
アックスループ・ピッケルストラップ
◎ 2セットあって便利です
リッジラインパック 上面
雨蓋タイプではありません
ポケット1
ジップを開くとガバッと上面が開きます
上蓋の内側に小物ポケット1(外ポケットとは通じてません)
開けたところの内側にもメッシュの小ポケット1
リッジラインパック 底面
◎ 底面に特別な補強はありませんが、全体として生地のタフさを感じます
リッジラインパック 背中面
◎ スタビライザーでバックパックと背中のフィット感は良いです
チェストベルトは上下可動
引っかかっても首を絞めないような 遊び あり
ウエストベルト・ヒップベルト
厚さはありませんが、ホールド感はあります
ベルトを閉じた時に、
どのバックパックでもこの「余るベルト先」があまり好きではなかったのですが
◎ ベルト収納フックのようなものがあってこれは素晴らしいと思いました
◎ ウエストベルトにもスタビライザーが付いているのでフィット感はさらに良いです いくつかバックパックを所持していますが、ここにスタビライザーがあったのはリッジラインパックが初めてでした
◎ この背面パッドは確かに蒸れにくさを感じました
(アタックザック含め、現在手持ちの4つのバックパックと比較して)
背中面の上の方のジップポケットに
レインカバーあり
リッジラインパックは一枚生地構成がポイントのようです
そのため縫製箇所が少なく軽量化に繋がり、そして防滴性に優れるためレインカバーはトップ部のみとなるようです
◎ そんな仕様なので、ベルト部なども保水しにくい素材が使われています
ただし、ここのバックパネルとの継ぎ目のみシームテープは施していないようなので雨の侵入は注意のようです
ですが、
背負っていてここから雨が吹き込むことはそうはないと思うので、雨の中バックパックをデポする時に背中面を上にして放置しなければ良いだけのような気がします
これはリッジラインパックに限らないと思うので特に問題は感じませんでした
リッジラインパック 40 個人的考察 使ってみた結果…
メリット
・各所の作りはとても良いと感じました(さすがモンベルなのでしょうか、耐久性は十分感じます/軽くて丈夫 1,100gは確かに軽い)
・高い防滴性でレインカバーが煩わしくなるような町使い等にはとても良いと思います(デザインもシンプルで町使いに違和感がない)
・ウエストベルト収納フックは良いと思います
・リッター表示についてリッジラインパック40は自分の持つ別バックパック40より確実に容量はあると感じました(メーカーによって基準値に差が大きくあると思います)
・ショルダースタビライザーは大概あるような気がするのですが、ウエストベルトスタビライザーは初だったのでこれは良いなと思いました
・背中の蒸れ感は低いと思いました
・リッジラインパック40のみ背中の金属フレームを曲げて自分の背中に合わせられるためフィット感はとても良かった(2021年9月現在では 40,55,75 で同じシステムが採用されているようです)
デメリット
・雨蓋がないバックパックを初めて試みたのですが、やはり雨蓋が欲しくなりました
・1気室に慣れていないせいか使いづらかった(アクセスは上からのみ、サイドからも入り口なし)(下のモノを取り出すのに全部出さなければならない)
・サイドポケットが浅いためドリンクを収納できない(出来なくはないのですが落ちそうで心もとない)
・引っ掛けるところは多くあるため、拡張には向いてると思います しかし個人的には外付けは好まないのでデメリットになりました
・背面ポケットもないため収納の小分けに乏しさを感じてしまった
・モンベルの何を知っているわけではないのですが、モンベルにしては値段が高いと思った(グレゴリーの40バックパック等に匹敵する価格設定)
ですが、
それほど良いテクノロジーが入っているということなのかもしれませんね
収納力を上げるための一つとして別売りのモンベルの「ギアホルダー」が付けられます
(2020年10月現在 リッジラインパック30、40、55、75 全て対応)
(2021年9月現在 未確認のためメーカーに要確認ください)
※ 関連記事
ギアホルダー/モンベル 付け方(取り付け)画像29枚 バックパック外付けアイテム
monochicken.com 内
以上な感じで自分のアウトドアスタイルにはマッチしなかった結果となりましたが、
「モンベルのリッジラインパックは価格に見合った確かなバックパック」と感じました
おまけ
リッジラインパック 各種一覧(2021年9月現在)
(容量数字で表記)
表1
容量ℓ—価格¥—カラー —サイズcm—重さg—背面長cm
30—–16,500—–3—–58×26×22—–600—–53
40—–22,500—–2—–68×33×24—–1,100—–53
55—–27,000—–1—–75×35×25—–1,410—–49/53/57 調整可
75—–29,000—–1—–82×38×28—–1,480—–49/53/57 調整可
※ 上記価格は税抜き表示 2021年9月現在メーカーサイトでは「税込」表示に変わっています
表2
容量ℓ—ハイドレショーン—特徴
30—–可—–・背面パッドが抜け座布団にできる、背面パッドを抜いてアタックザックとしても良いかもしれません・簡易ウエストベルト収納可(30のみ)
40—–可—–・背面の金属を曲げてフィット感を上げられる3Dフィットステー採用
55—–可—–・背面長を調整できる(55/75のみ)、3Dフィットステー採用
75—–可—–・背面長を調整できる(55/75のみ)、3Dフィットステー採用
※ 品番 30( #1133120),40( #1133121),55( #1133122),75( #1133123)
※ 表記を間違わないように注意していますが、変更などに即時対応できないため最新の情報はモンベルのサイトなどでご確認ください
特にモンベル製品は細かいアップデートが絡むことがしばしばあるように個人的には感じます