テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方

この記事は約 7分で読めます

今回は一人で使う場合の登山用テント選び方とおすすめをピックアップしたいと思います。

登山用テントは軽量かつコンパクト、そして丈夫に作られているため
自転車旅用テントとしても抜群の使い心地となります。
登山自転車旅などにおいてはテントを自力で持ち歩かなければなりません

オートキャンプなどとの大きな違いになるのですが、
自動車ではなく自分で持ち歩く必要があるため
その重量やコンパクト性、タフさなどを重視したいところです。




おすすめの登山自転車旅テント
「ステラリッジテント2型(モンベル)」

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

登山用テント 自転車旅用テント おすすめ

一人での使用を想定して綴っていきます。

テント選びに迷ってる知人には「ステラリッジテント2型(モンベル)」を個人的にはすすめています。

こちらも何度も本サイト chicken-explorer.com の山旅、アメリカ自転車旅、そして放浪旅などで取り上げてますが、その使用経験から 大きな信頼のあるテントとなっています。

登山用テントの「定番」でもあることに抵抗感はあったのですが、試しに買って使用した結果は「確かに間違いない」と思ったテントでした。

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

登山用テント 選び方

初めての登山、初めてのテント選びというとどうして良いか分からないものだと思います。

簡単にいきます。

登山用テントには主に
シングルウォールテント・ダブルウォールテントという2種類があります。
「ステラリッジテント2型 (モンベル)」はダブルウォールテントの類いとなります。

シングルウォールテント とは

シングルウォールテントとは、布一枚構造のテント。

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

その名の通り、棒(テントポール)と布(テント本体)一枚だけの作りのテント。
(写真モデル Vario23 (ノースフェイス) )

布を一枚張るだけなので比較的設営・撤収が簡単。
もちろん雨は漏れない設計にはなってますが、布が一枚なので大雨時にはやや不安となることがあります。
また、比較的寒い。
また、一枚構造のためテント内に結露が発生しやすい。結露が発生するとテント内が濡れる、などの特徴があります。

ダブルウォールテント とは

ダブルウォールテントとは、中のテント本体(インナーテント)の上にさらに一枚
布(フライシート)をかぶせる二枚構造のテント。

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

このようなインナーテントの上に、

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

もう一枚、フライシートをかぶせる。

比較的設営・撤収が簡単ではない・・・二枚張るからという意味です。
フライシートもレインフライ、スノーフライと種類がありますが
テントを買えば基本的に レインフライは付帯してきます。
その名の通り雨用、雪用で性質・構造が異なります。

ここでは省きます。

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

インナーテントのみでの使用も可能ですが、降雨や紫外線などを考慮して フライシートをかぶせておく方が心強い味方となります。
布(屋根・壁)が二重と考えていただければイメージしやすいかと思います。

「比較的寒くない」といっても布一枚(シングル)か二枚(ダブル)の違いになります。
しかしその二枚間の空気層の都合上、結露が出にくいということがあります。

登山用テント おすすめ 選び方 monochicken.com 画像

フライシートはそれ自体だけをかぶったりして緊急時等に防雨や防風・防塵、そして防寒にも使えます。
(写真は雷雲に巻かれフライをかぶり、雨とひょうを凌いでるところです 死ぬところでした)

そのため個人的におすすめなのは、
ダブルウォールテント」。

シングルウォールテントとダブルウォールテントを両方長く使ってましたが
ダブルウォールを特に登山ではおすすめしています。

テント サイズ 選び方

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

繰り返しますが、一人での使用を想定して綴っています。

完全「1人用テント」というコンパクトかつ軽量なテントもありますが
個人的には「1人用テント」ではなく「1〜2人用テント」をおすすめのサイズとしています。

前者は、横になる、まさに寝るだけのスペースなので荷物の置き場に頭を使います。
1人用なので比較的「軽い」というメリットはもちろんあります。

後者は、寝るスペース プラス 荷物が置けるスペースがあると考えてください。
登山でも自転車旅でも荷物は多くあります。
もちろん2人で寝る事も可能です。特に雨天時などでは寝床スペースは完全ドライに、残り半分は濡れたものを置くスペースにするなどに使えて便利です。
完全1人用と比べた場合わずかな差ですが、比較的重くなります。

テントの前室 とは

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

画像が分かりにくいのですが、
画像のインナーテント(白)とフライシート(黄)の隙間にある土間みたいなところを前室と言います。
フライが「軒(のき)」のような役割を果たしています。
そのスペースはあればあるほど便利な気がします。
写真では調理のため食器などを置いてますが、濡れた靴などテントに持ち込みたくない物を置いておける良きスペースとなります。
ステラリッジテント2型にも多少の前室があります。

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

前室はあり」がおすすめとしています。

※ ちなみにシングルウォールテントでも前室があるものはあります

テント選びに迷ったら 結論

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

1、初めてのテント選びで迷ったらここまで記載してきた内容を多少イメージしてあとは
「デザイン」で選ぶと良いかと思われます。自分で愛着のわくテントが一番です。
実際使ってみないと色々言われても分からないことはあります。

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

2、どうしても迷って決められないなら登山テント定番の「ステラリッジテント2型(モンベル)」がおすすめで間違いないと思っています。
(1〜2人用の「2型」 そしてダブルウォールテントであり、程よい前室もある)

細かいことを言えば、
値段、デザイン(形・色)、重量、設営法(物により多少異なる)、自立式・非自立式、床面積、前室面積、天井高、シングルウォールかダブルウォールか(どちらも善し悪しがあり前者を好む人もいますが、初めてのテントには後者がおすすめとしています)、入口の大きさ、入口の数、換気性、強風に耐えられるか、収納時の大きさなどなどありますが
それは「二代目」からで良いと思っています。
何か一つを様々な状況で使ってみないことには判断が難しい上、
調べるにも多大な時間と忍耐がいります。加え比較も難しいと思います。

簡単にまとめて、
サイズは1人用ではなく「1〜2人用」
タイプは「ダブルウォールテント」
前室は「あり」

がおすすめです。

※ 2016年1月 追記
ステラリッジテント新型(2015年末購入分)と旧型の比較

※ 2016年4月 追記
ステラリッジテント最新型(2016年春頃に出たモデル)と新型(2015年モデル)の比較

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

※ 2020年10月現在も愛用中です

テントと選び方 / 登山、自転車旅などで自力で持ち歩かなければならないおすすめのテントと選び方 画像

※ 2021年12月現在も愛用中です

※ 2020年10月現在
以前はテント本体とフライシートのセット販売でしたが、現在は別売となりフライシートのカラーを選べるようになっています
現行モデル品番(2022年2月現在)
本体 #1122649
レインフライ #1122654
最新情報はメーカーサイトをご確認ください

※ 2020年10月現在
「エクステンドレインフライ」という前室がより広いタイプのフライシートも出ていました
品番 #1122701
最新情報はメーカーサイトをご確認ください

※ 関連記事
品番で見るステラリッジテント2の遷移と比較/モンベル Mont-bell(2013年2014年頃から2021年現行までのモデルいくつか)
monochicken.com

error: