携帯おしり洗浄器比較 シュピューラーSP170 vs ハンディウォッシュ 画像22枚 個人的国宝はどちらに!?

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登山、旅行、キャンプ、日常、または災害時などでも大活躍する携帯おしり洗浄器
世の中に結構多くの種類、多くの商品が見受けられます。

呼び名も
携帯おしり洗浄器、携帯ウォシュレットなどと様々あります。

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その中でシュピューラージャパンというメーカーが出している人気の携帯おしり洗浄器

シュピューラーSP170

この「シュピューラーSP170」と、
ライフというメーカーが出している「ハンディウォッシュ」比較してみたいと思います。
(個人的国宝ハンディウォッシュを超えるのかどうか、怖くもあり楽しみでもあります☆)

目次
前置き
シュピューラーSP170とハンディウォッシュの共通点
シュピューラーSP170 vs ハンディウォッシュ
 高さ・容量など
 蓋とノズルの具合
 ノズルの穴数と 水の出方
 ノズルとキャップとの隙間(重要)
 ヒンジの位置の関係
 圧かけ漏れ具合
 ノズル先端分離について
 ノズルの末端
 ボトルの水の入れ口
 形状による効果
 使用後の残水(透明度)
 ボトルの素材
結果・まとめ




携帯おしり洗浄器 比較
シュピューラーSP170 vs ハンディウォッシュ


前置きで
ライフというメーカーが出している携帯おしり洗浄器には主に2つ、
「ハンディウォッシュスーパー」と
「トイレシャワーHW(ハンディウォッシュトイレシャワー)」があります。

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この2つは比較したところ同じなので「ハンディウォッシュ」と一括りにして綴ります。

※ 参考記事
ハンディウォッシュスーパー vs ハンディウォッシュトイレシャワー 「違いは何!?」 画像17枚 携帯ウォシュレット比較
monochicken.com

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そして、

シュピューラーSP170とハンディウォッシュの共通点

携帯おしり洗浄器を選ぶ際に「長く、そして気持ち良く使うため」の個人的ポイントとして

・手圧によるポンピングのもの → シンプルな機能が使いやすく壊れにくい
・明るく、良いデザイン・カラーリングのもの → 気持良く持ち歩き、思い切り使用するため
・分離するパーツが少ないもの → パーツの紛失が面倒・ストレスにならないように
・日本製のもの → 安心感がある

があります。
これらが今回比較するシュピューラーSP170とハンディウォッシュの共通点です。

では、見ていきます。

シュピューラーSP170 vs ハンディウォッシュ

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〜全容〜

左2つ ハンディウォッシュ(蓋がブルー)
右   シュピューラーSP170(ボディが真っ白)

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〜高さ・容量など〜

ノズルを収納した時のボトルの高さ
ハンディウォッシュ(蓋がブルー)は 151 mm
シュピューラー(真っ白ボトル)は 14 cm
(両方共メーカー表記のまま)

約 1cmほどシュピューラーが「低い
ノズルを伸ばした時の高さはシュピューラーのみ表記があり 23.5 cm
ノズルを伸ばして並べた感じではハンディウォッシュと高さはほぼ等しい

容量は
ハンディウォッシュ 150ml
シュピューラー 156cc
(両方共メーカー表記のまま)

cc と ml はイコールなのでシュピューラーの方が容量がわずかに「多い

重さは
両者とも 30g表記

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〜キャップのフタを開け、ノズルを確認〜

二者に共通して
キャップのフタを開いても「外れない」「取れない」ところは個人的にポジティブなポイント

キャップのフタが外れる他商品もありますが、
そうなると紛失のストレスが出てきて思い切り使えないのでキャップのフタが「外れない」、
つまり「分離するパーツが少ないもの」が個人的には良い

フタが外れて便器の中に落ちる
フタが外れて隣のトイレブースに転がって行ってしまう
フタを外して忘れる、無くす
などはストレスになります

二者ともキャップのフタを開けてノズル先端部を指でつまみ、ノズルを引っ張り上げる仕組みですが、
ハンディウォッシュの方が「出てる部分」が大きいのでつまみやすく、隙間(遊び)があるため力を使わず引っ張り上げられる

※ この「隙間(遊び)」については再度取り上げます

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〜ノズル先端部〜

ハンディウォッシュ(左)が3穴
シュピューラー(右)が2穴

ハンディウォッシュは、ノズルの一番端に穴がある
それに対しシュピューラーは、一番端より 1cmくらい下に穴がある

何となく一番端からの発射の方が跳ね返りが かかりにくいような気がします

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ハンディウォッシュは「やや広がる」水の出方

自分のやり方(片手でお尻後ろから構えポンピング)では、満水でおおよそ13回ほどポンピングできる

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シュピューラーは「広がらない」水の出方

上記と同様のやり方で、満水でおおよそ14回ほどポンピングできる
自分の場合、ハンディウォッシュより平均1回分多いくらいでした

ハンディウォッシュの「やや広がる」水の出方の方が個人的には好み

ここは個人差が強くありそうですが「容量・水圧」共に個人的にはどちらも十分に足りるほどのものです

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〜ノズルとキャップとの隙間(遊び)〜

比較して気付いたことなのですが、ここは重要な気がしています

画像のようにハンディウォッシュ(左)にはノズルとキャップの間に隙間があり、シュピューラー(右)にはその隙間がない

使用後の「ノズルの水垂れの受け」等にこの差が現れたと思います

ハンディウォッシュには隙間があるため、使用後のそのノズルの水垂れがキャップの上には残らずノズルの収納と共にボトル内に収まるのですが、
シュピューラーには隙間がないため、使用後のノズルの水垂れがキャップの上に乗ってしまう(ノズル収納時もボトル内に入らずキャップの上に乗ってしまう)、そこが気になりました

キャップの上に水垂れが乗ってしまう・残ってしまうと、ノズル収納時やキャップのフタを「パチっ」と閉じた時にその水が飛ぶことがありました

また、
シュピューラーは隙間がないことで密閉性が高い仕様だと思われるので、使用後ノズルの水の噴出口に残った僅かな水がノズル収納時にピュッと飛び出ることもありました
(全てにおいて自分の使用方法がただ下手なのかもしれません)

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また、
キャップとフタのヒンジの位置に違いがあり
ハンディウォッシュはキャップの下部にヒンジ部があるのに対し、
シュピューラーはキャップの上部にヒンジ部がある

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これも関係しているかわかりませんが、シュピューラーのヒンジ部は水が溜まりやすいと感じました

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そして、
満水にしてフタを閉めた状態で逆さにし、二者に圧をかけ続けるとシュピューラーは水が漏れ出しました
隙間(遊び)があるにも関わらずなぜかハンディウォッシュは水が一切漏れませんでした
(結構な圧をかけ続けた結果なので通常の持ち運びでは前者も問題はないレベルだと思います)

愛用しているハンディウォッシュに水を入れて持ち歩いていますが、漏れを感じたときはありません

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〜ノズル先端分離について〜

ハンディウォッシュ(左)はノズル先端が取れる構造になっている

これはハンディウオッシュ商品の中の「ハンディウォッシュスーパー」の方に付属している「おむつ替え用ノズルトップ」と交換できるようになっているため
強いて言えばこれがウォシュレット噴出時に気になるところですが「パチっ」としっかりはめ込むことができるので使用中も普段もこの先端部が取れたことは今までに一度もありません
いざ先端部を交換しようとしてもなかなか外れないので問題はないと思っています

シュピューラーの先端部の傘は取れそうで取れませんでした

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〜ノズルの末端〜

ハンディウォッシュ(左)には黒いゴムが付いている
シュピューラー(右)にゴムはない

長年使用していてもこのゴムが気になることは何もなく、
ノズル固定力の劣化を感じたことは今まで特にありません(ハンディウォッシュ)
シュピューラーは使用経験が浅いので耐久性を比較できずすみません

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〜ボトルの水の入れ口〜

こちらはハンディウォッシュ

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そして
シュピューラー

シュピューラーの方がボトルの水の入れ口が大きい

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水筒から水や湯を入れる
クッカーからぬるま湯を入れる
水道から水を入れる

自分のこのような使い方の場合、ハンディウォッシュでは水をこぼす確率が高く
テント内や車内で注ぐ時などは慎重さが必要でした
水をこぼしたくない環境においてはシュピューラーは比較的口が広いので良いかもしれません

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〜形状〜

シュピューラーが正円であるので、
落とした時や倒した時の斜度によっての「転がり」が少し気になると言えば気になります
アウトドア時では風の影響による転がりも

あと、慣れの問題かもしれませんが正円のため使用の都度、ポンピング時にノズルの噴出口の向きが感覚的にとらえにくい気がしました
お尻に構えて一度ポンピングすればお尻への当たりどころで向きがわかるのですが、一度目のポンピングで的を外す確率が個人的には高くありました

ハンディウォッシュはボトルに形があるため個人的には握りの感覚で向きが取りやすく、一度めのポンピングから的を外すことはほとんどありません

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〜使用後の残水〜

水を使い切った後、残る水の量にやや差があると思いました

ハンディウォッシュは画像位の量の水が残ります

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シュピューラーは・・・
「見えません」が、ハンディウォッシュほど水が残らない感じです

いずれにせよ使い終わった後、キャップを外して残り水を捨てています

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シュピューラーは・・・見えない」
と先ほど述べましたが、これが水を注ぐ時に結構気になる点でした

ハンディウォッシュは、半透明までいきませんが水を注いでいるときに水位の上がり具合が外から目視できます
なので満水を予測できるのですが、シュピューラーは光を通してやっと中の水量を目視できるボトルなので注ぎ時の満水を予測しづらいのが気になりました

満水を予測できないと「溢れる」ことがあるので

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〜ボトルの素材〜

最後になりますが、両者に差があった「素材」について

画像はシュピューラーの説明書ですが、
ボトル素材が EVA LLDPE 他 とあります
EVAは、樹脂名だそうです、「ポリエチレンよりも柔らかく弾力があり軽量・無公害・・・耐久性に優れ・・・」などとあります
LLDPEは、簡単に言うと「物理的強度に優れたポリエチレン」だそうです

対してハンディウォッシュのボトル素材は ポリプロピレン

ポリエチレン・ポリプロピレンの違いで気になったところが
・ポリプロピレンは硬く、ポリエチレンは軟らかい
・ポリプロピレンは耐候性がポリエチレンよりかなり低い

耐候性 (たいこうせい)は、プラスティックや塗料等の高分子材料が 屋外で使用された場合に変形、変色、劣化等の変質を起こしにくい性質である wikiより

確かにシュピューラー(ポリエチレン 他)はボトルが軟らかく、ハンディウォッシュ(ポリプロピレン)と比較した場合、より軽い力でポンピングできます

そして耐候性について、

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長年使っていたハンディウォッシュを海外の標高1900mほどのキャンプ場で水を入れた状態で落とし、底を割ってしまったことがあります

シンプルな構造のおかげで、テーピングで補修してその後帰国までの2ヶ月間毎日使うことはできたのですがこれが耐候性なのでしょうか

経年使用に加え、標高のある場所での外気温の低さ、そして当たりどころの悪さなどが重なったと思っています
(商品の耐久性としてこの点に関し一切不満は持っていません、単に自分のミスです)

こんなことはまずないと思う事例でしたが、以後落とさないように気をつけてはいます

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ですが、よくあるこの手すりが置き場にちょうど良くて、
ついこのような置き方をしてしまい、ペーパー使用時の振動で必ず落ちてヒヤヒヤしています
(余談でした)

※ 2020年10月追記
〜現在愛用中のハンディウォッシュは 6年ものと思いますが劣化や硬化を感じなくがんがん使えています〜

ボトル素材
ハンディウォッシュは、ポリプロピレン
シュピューラーは、ポリエチレン 他
・ポリプロピレンは硬く、ポリエチレンは軟らかい
・ポリプロピレンは耐候性がポリエチレンよりかなり低い

仮に、
両者の中に水を入れて凍らせ、投げ落とした場合にどちらのボトルが割れなさそうかと言えば確かにポリエチレン 他ボトルのシュピューラーかもしれません

シュピューラー素人なので実際の耐久性はまだまだデータが薄いです)

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〜結果・まとめ〜

それぞれのメリットに思うところ

ハンディウォッシュ
・3穴からの水の広がる出方が良い
・水を注ぎ中に水量を外から目視できる
・ノズル水垂れが外に漏れない
・ビビッドなブルーキャップはとても良い
・安い

シュピューラーSP170
・注ぎ口が比較的広い
・化粧品のようなボトルデザイン
・ボトルが軟らかく、割れなさそう

今まで当たり前のようにハンディウォッシュを使ってきましたが「比較したことで気付いた」ことが数多くありました。
しかも個人的にはさらに「良い点」を見付けられた感じでした。

繰り返しますが、
水圧の感じ方や必要水量、そしてデザイン等はあくまで個人の感覚です。
シュピューラーは長く使ったことがない上、二者とも商品の個体差も多少はあるかと思います。
その点を込みで何かの参考にしていただけたらと思います。

結果として、個人的にはやはり

ハンディウォッシュ

が好みであり、末長く使い続けようと思います☆

自分の良いように解釈しているだけかもしれませんが
「ハンディウォッシュはよく考えられているな」とつくづく感じた今回の比較でした☆

個人的国宝はやはり!ハンディウォッシュでした。

シンプル is the best 包装と商品のみなのでゴミも最小
価格も素晴らしい☆


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