初冬約2ヶ月間のテント暮らし/仕事をしながら外で暮らす畑脇生活 その2/生活編 標高約600m付近

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その1/空間編」にも記載しましたが、今回の暮らしの概要を載せておきます。

今回のテント暮らし 概要

・週5で、8:00~17:00程度の仕事をしながら外で暮らす(テレワークではない)
・標高約600mほど、年末までの約2ヶ月間(56days) 初冬
・畑脇にて暮らす、横は森
テントから徒歩 1分51秒 先に、水場・トイレ・電気・シャワーのある誰もいない母屋あり
 → その母屋の上記設備は活用する

テントのところへ「水を引いた・電気を引いた・トイレを作った・風呂を作った」などといった記事ではないことご了承ください

それでは「初冬約2ヶ月間のテント暮らし」の生活的なことを記載します。

今回のテント暮らし 生活編

初冬約2ヶ月間のテント暮らし/仕事をしながら過ごす畑脇生活 その2/生活編 標高約600m付近 画像

まずは寒さに関すること。

今回の、11月から年末までの初冬テント暮らしで、
一番気温が下がった朝(am 5:30頃)は、
テント内で マイナス3~4度 ほど
テント前室で マイナス5~6度 ほど でした。

そこまで冷え込まず助かったのですが、

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水の凍結には気を付けていました。

手持ちの水は、魔法瓶にでも入れておけば凍ることはありませんでした。
今回の暮らしほどの気温ではありませんが、
以前雪山で蓋が凍り付いて開かなくなったことがあるので蓋は取った状態で夜を越します。

ペットボトルの水は凍ってる部分がありました。

ちなみに水場の水道は「水抜き」というものを毎日行っていました。

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アウトドア用品に比べて「一般機器」とでも言うのでしょうか。

PCなどは、その寒さで電源が入らなかったりすぐダウンしたり。
(手持ちのが古いだけかもしれませんが)モバイルバッテリーでの充電もうまくいかなかった寒さがありました。

山にいる時と同じで、寒さに弱そうなカメラなどの機器はポケットに入れて寝てました。

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調理のこともありますが、毎晩外かテントの前室で過ごしていました。

無風であれば問題は特にありませんが、微風からやはり影響がありました。
装備の問題もありますが、風力や季節の進み具合とともに外での足元の冷えが早くなっていきました。

湯たんぽの導入も検討しました。

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DAY36から(完全に棚ぼたで)薪ストーブが手に入ったので、夜の外でもそれなりの暖をとって過ごせるようになりました。
これは非常に大きかったです。楽しいし温かいし、炎を見てると心も温まる感じはやはりあります。

それまでは暖房器具はなし。時にバーナーで少し手を温めるくらいでした。

寒さ対策としては暖房器具より「着込むこと」「動くこと」が私の考えの基にはあります。

そのため重要な存在だったのが、

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ワークマンでした。
本当に助かります。

この200円切る手袋もすごく温かかった。
今回のテント暮らし/外暮らしではイヤーバンドも重宝しました。

手持ちの山装備などもふんだんに使って暮らします。

路線は少し変わりますが、
車がある場合、日中であれば日の当たる場所に車を移動して中にいるのも寒さ対策としてとても有効でしょう。
日があれば暑いくらいになるのでそこは季節問わずに注意したいですね。

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仕事のために着替える時がちょうど一番冷え込む時だったと思います(7:30前頃)。

まだ朝日がテントの中を温めるほど入っては来ない時間帯だったので、着替えるその前に森に入って薪を拾い集めてきてはカットして体温を上げてました。

夜の糧にもなるし、体も温まるし一石二鳥でした。

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美し過ぎます。

チェーンソーがなかったので手引きノコギリで切っていたのですが、ヒノキの硬いことこの上なかったです。
ですがその苦労の先にはこの美しさと香りと、そしていざ夜に使えば火の持ちがとても良かったので大好きな日課でした。

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新聞紙一枚で薪を着火できるように模索し続けて、DAY56も近づいた頃にはそのコツを習得できました。

太い薪の下に小枝を焚べるということだけでしたが、そこに気付いて試してみて成功した時の喜びは大きいものがありました。

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油も毎日凝固します(オリーブオイル)。
湯につけて溶かしてから使います。

バナナも追熟しないので日に当ててたりしました。
蜂蜜も固くて、使うのに握力を要しました。

寒さのまとめとして、

上手く言えないのですが、
例えば登山テン泊と「暮らすテン泊」ではその寒さへの感覚が異なるような気がしています。
登山テン泊でマイナス10度の中で過ごすことと、「暮らすテン泊」でマイナス10度の中で過ごすことではその「寒さに対する感覚」にズレがあると感じました。
よく分からなくて申し訳ないのですが、
後者の方が「そこで過ごすことの大変さを感じる」ようなことを備忘録として残しておきます。

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そして次に「テントの結露問題」。
(今回使用しているテントはダブルウォールテント フライ張ってます)

テント内では、朝にぬるま湯を作る以外1日の中で煮炊きをすることはありませんでした。
調理と食事は外だったので。
また、
寒さが強くなるまではテントのベンチレーションも少し開けて寝ていました。

そのためか壁面に結露が出ることはまずなかったのですが、問題は「床」。

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DAY33にしてようやく気付いたこのテントの床の結露。

画像は、寝床に敷いていた銀マットの下のものですが、床に接しているものは全てびしょびしょでした。
カビなくて良かったところです。

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そこから、そこらにあった木材で至急ベッドを作って寝床を浮かせます。

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そして置いてあったものも端材を使って全て浮かせました。

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ポイントとして、床との設置面を極力少なくすることにしました。

これで床の結露問題は解消されたので何より・・・
だったのですが、
DAY56も撤収をかけている時に一ヶ所結露部がありました。

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床に置いていた樹脂製のコンテナだけは片方だけ浮かせて斜めに設置していたのですが、

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床に触れていた、床に近かった部分はたっぷり結露していました。

やはり「床かから離すこと」、また「設置面は木材」が良いのかもしれません。

結露問題は「定住型」のテント暮らしでは特に気を付けたいポイントだと思います。

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テント関係でついでに言うと「風」。

テントは風の影響を受けやすくあるので強風予報があった場合は、フライの張りやペグの固定を再確認しておいた方がいいですね。

強風でフライのペグが一本抜けたので、外に出て直しました。深夜2時。

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アメリカのデスバレーというところで旅の途中にテント泊をしている時、砂嵐に遭ったことがあるのですがテントが破壊されるかと思いました。

結局は吹っ飛ばされることもテントが壊れることもなかったのですが、テントは風の影響を非常に受けるので嵐の前には撤収すべきかもしれません。

その時はモンベルのステラリッジテント、つまり山岳テントを使っていたので難をしのげた可能性があるのかもしれません。
(余談でした、日本に戻ります)

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これも用心していました。
テントの出入り口の閉め忘れ」。

仮に閉め忘れて中に美味しそうなものでもあれば獣に侵されること必至です。

特に今回のように誰もいないところでテントで過ごしたりすることが多い私としては、
他の動植物に警戒しないと身の危険や食材の危険があるので用心しています。

その1に「落木」は記載しましたが、落木・倒木、水溜りや増水、植生や昆虫・動物など忘れずにいきたいところです。

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これも重要と思っていることですが「物や衣類などの色」。

今回は初冬テント暮らし/外暮らしだったので、
一年で一番日が短い時期だということ、つまり「暗い時に生活することが多い」ということがあります。

登山泊でも車中泊でも、つまり日没後などに暗いところで過ごすような場合は
黒いモノより「白いモノ」がやはり好ましくあります。いつもそう思います。

黒いモノは絶対的に無くしやすかったり、見付けにくかったりします。
暗い色のモノより、明るい色のモノを意識的に選ぶと何かと都合が良いです。

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そして、
洗濯はコインランドリー。

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アメリカ旅では手洗い洗濯を多くしていましたが「洗って絞って、そして干して乾かす」ということが夏でも、そして薄手の衣類でもなかなか大変だったので今回はコインランドリーにしました。
今回は「仕事をしながら暮らす」ということでもあったのでここは楽しました。

洗濯機と乾燥機を使い分けると全自動機の半額くらいでいけました。

最後に
今回のテント暮らし/外暮らしをした「場所ならでは」のことを少し。

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畑脇で暮らしていたわけですが、
雨も少なかったこともあって砂塵が目立ちましたが特に不都合はなく。
農薬を使われてない土壌でもあったのでその点の安心感はやはりあります。

風の強い日はテントのベンチレーションを閉めっ放しにして対応していました。


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また、
畑ならではの電気柵(電柵)。

今回のテント暮らしは鹿除けの電柵が張り巡らされている畑の中で暮らしていました。
そのため通勤にも車を出す時にもくぐったり、解除したりとそれなりの苦労はありました。

時に触れてしまえば痛いです。

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また、
猫のうんこ問題(この子は直接は関係ありません)。

野良猫が私の通勤経路にうんこしまくるので、踏んで気付かずにテントの前室まで行ってしまって・・・最悪でした。

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対策として、

暗い時はうんこ地帯を避けて遠回りして。
そして私の居住スペースでは靴を履き替えるようにしました。

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水場やトイレなどがある母屋まで徒歩 1分51秒 の距離。

そことテントを行ったり来たりする暮らしだったわけですがこれが2、3日のキャンプでならそう苦にはなりません。
ですがその環境で毎日「暮らす」となるとそれなりの集中力を要しました。
余計な往復をしないように持ち歩く荷物などへの配慮、忘れ物への配慮、そしてトイレのタイミングなどへの配慮は必須でした。

さらにその距離間には電柵あり、猫のうんこあり、滑る土壌ありなどだったので決して楽ではありませんでしたが、
そのようなことを差し引いても今回のテント暮らし/外暮らしは最高のものでした。

そして、
そんな最高の暮らしを演出してくれた要因の1つの「静寂な夜」。

そのオチです。

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この”chicken”たちの中に深夜3時台から鳴き始める者がいました。

私のテントからは結構離れていたのですが、これには本当にまいりました。
ここから、オス2匹を毎夕捕まえて毎朝リリースする暮らしも始まりました。

おかげで”chicken”を捕まえる術(すべ)を習得できたことは何よりかもしれません。

今回のテント暮らしは離れがたいものがたくさんありましたが、
ここの部分だけは離れられて本当に嬉しく思います。



今回の暮らしは「休暇」ではないので日中はガッツリ仕事をしていました。
そして空いてる時間や休みには何かと「暮らしを構築」していました。

「外暮らしに暇なし」と常に頭に浮かぶほどあれやこれややっていたわけですが「疲れ」とは無縁な暮らしだったと本当に思います。これは他での暮らしと比べて特に違いを感じるポイントでした。
「活力が常にみなぎっていた」とでも言えるのかもしれません。
私にとっての最高の「パワースポット」、今回結果的にそんな暮らしを構築できたのだと思います。

「星や月だけ」「光のない」「広大な空」「移りゆく雲」「山々」「森」「静寂」など。
これらのキーワードが私にとっての重要な要素なんだとつくづく思いました。

それらをたくさん味わえるのが、私にとってのテント暮らし/外暮らしなのだと思います。

今度は水を引いたり、何たりしていきたいです。

※「その3 モノ編」で今回のテント暮らし/外暮らしで使っていたモノたちを載せておきます

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