これまで色々なクッカーを使ってきて、今一番のお気に入りの中型チタンクッカーになっているのは「ベルモントのチタンクッカー深型」。
これまで ベルモント/belmont のモノは使ったことがなく、初ベルモントだったわけなのですが想像以上に良かった、とても気に入ったチタンクッカーでした。
JAPANメーカーのクオリティの良さも相変わらず感じます。
今回は、
ベルモントのチタンクッカー深型のM(BM-093)とS(BM-092)の2つのレビューをしていこうと思います。
目次
商品ディテール
炊飯は何合くらい炊けるのか?
MとSのスタッキング具合は?
あとがき
S(BM-092)に思ったことは・・・
ベルモント belmont チタンクッカー深型 MとS
レビュー
BM-093 チタンクッカー深型 M (左)
BM-092 チタンクッカー深型 S (右)
ベルモント チタンクッカー深型 MとS
商品ディテール
チタンクッカー深型M(BM-093)から簡単にいきます。
外蓋タイプの一般的なクッカーの形状です。
ハンドルはリベット打ちではなく、スポット溶接。
ぐらつきもなくしっかりしてるところが JAPAN メーカーの信頼できるところ、
と個人的には思っています。
よ〜く見ると溶接の跡はありますが「完全フラット」と言える仕上がりです。
本体内部も同様に引っかかるものは何もありません。
水量目盛はありません。
本体とフライパンの縁の折り返し部分。
本体底に小さく
belmont
TITANIUM
MADE IN JAPAN
の刻印がありました。
さりげないところが好感を持てます。
内容は変わりませんが、
チタンクッカー深型S(BM-092)を見ていきます。
Mと同様にハンドルは、スポット溶接。
フライパン内側も、
本体内側も跡はありますがフラットです。
こちらも水量目盛はありません。
縁の折り返し部。
本体底に、Mと同様の刻印。
ベルモントメーカーサイトの画像にある通りのケースが付いてました。
M(BM-093)は粗めのメッシュケース(左)。横入れが出来るので楽に入ります。
S(BM-092)は細かめのメッシュケース(右)。縦入れなので少し入れづらいですね。
MもSもメーカーサイト記載通りの水量がおおよそ入りました。
画像の水量で、
M 1800ml(左)
S 900ml(右)
入ってます。
メーカー記載より 50ml ずつ多い結果でした。
今回のベルモントのチタンクッカーのような「外蓋タイプ」のクッカーではこれまでにまず問題はなかったのですが、
内蓋タイプのクッカーの場合、メーカー記載の水量が
「蓋をした状態での満水容量」なのか「蓋をしない状態での満水容量」なのかが商品によって異なる場合があったので、いつも念のために確認しています。
ベルモントのチタンクッカー深型 MとS
炊飯は何合くらい炊けるのか?
火力の問題ですが、
自宅のガスコンロであれば問題なくチタンクッカー炊飯はできました。
そのおおよその合数は、
M(BM-093)は、
約3合 が良い気がします。
画像は、3.5合でちょっと多いかなという感じでした。
S(BM-092)は、
約1.25合。
画像は、1.25合です。
MもSも蒸らし後・ほぐし後の写真です。
いずれも玄米炊飯ですが、ボリューム的に白米と大差はないと思います。
かき混ぜる・ほぐすスペースが必要なので記載した通り、多くて
M: 約3合
S: 約1.25合
くらいが良いと感じます。
※ 関連記事
このクッカーで何合の炊飯ができるのか? どんなクッカーでも適量のご飯が作れる知っておきたい「1/3以下」とは
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ベルモント チタンクッカー深型
MとSのスタッキング具合は?
スタッキング具合を見てみます。
個体差かもしれないのですが、
左の M(BM-093)より右の S(BM-092)の方が若干高くありました。
メーカーのweb記載はいずれも本体の高さ 100mm 表記なのですが、
数ミリのズレがありました。
蓋をしてもやはり S(MB-092)の方が高く感じますが、
スタッキングは、
問題なし、と感じます。
スタッキングした状態で、
付属のケース(スタッフサック)にも余裕で入るので okですね。
若干 S(BM-092)が高い分、蓋をしてケースに入れれば M(BM-093)の中で S が暴れずに良い具合に収まりました。
あとがき
メーカーのwebサイトには、この深型に関しては寸法等の詳細(内寸)が記載されていてとても良かったのですが、
画像が正直魅力的ではないと非常に感じていたので、
実際モノが届いて手に取った時は(本当に良い意味で)期待を裏切ってくれて感動しました。
今回初のベルモントのチタンクッカーだったのですが、これから注目していきたいと思います。
水量目盛があればパーフェクトだったのですが、色々と探しても個人的な理想が全て揃うモノは見つからず。
ですが、
アウトドアでは「湯沸かし・湯煎・洗面器・雪溶かし」
家では「炊飯・調理」
という個人的な使用目的は達成できる容量とクオリティなので
今一番のお気に入りのチタンクッカーになっています。
蓋の収め方は商品によって色々ありますが、このオーソドックスなかぶせる外蓋タイプが
登山時等において収納が楽な上に雑なパッキングでも本体が潰れず、皿としても蓋が重宝するのでやはり好ましくあります。
使うシーンによっては外蓋によるネガティブな要素もゼロではないのですが、
このタイプのクッカーは個人的には総合評価が一番高い、汎用性が一番高いクッカーと思っています。
個人的には「深型」「縦長」のクッカーはこれまでの経験上好みではないのですが、
このベルモントのチタンクッカー深型 M の方は深型に思えない縦横比だと思っていて購入に至りました。
実際、M は深型とは感じずに理想的なサイズの中型チタンクッカーとして毎日使用しています。
好まないはずの深型・縦長の S を購入したのは個人的な訳があってここではそれは省きますが、
S を実際使っていてしばしば思うことがあります。
ベルモントのチタンクッカー深型
S(BM-092)に思ったことは・・・
それは、
何か愛らしい、何か美しい
というものでした。
アウトドアグッズに求めるものは機能性であってそのようなことは一切求めないのですが、
なんだかそのようなものをよく感じます。
これより小さいクッカーはいくつか所持していますが、このベルモントの深型Sは
「味があるフォルム」
とでもいうのでしょうか。
そのシンプルさ、サイズ、チタンの質感が合間ってなかなかに goodでした。
カウンター越しにこのクッカーでお湯を沸かされて美味しいコーヒーを提供されたら
何か粋なものを感じるのは私だけでしょうか。
※ 追記
絶妙な位置に取っ手がついているのか
実際使いやすく注ぎやすかったりと S も素晴らしく愛用しています
M もお気に入りすぎてもう一つ手に入れてしまいました。
ベルモントのチタンクッカー深型2種
私にはぴったりでした。
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