初めての登山自転車旅 「早出早着の大きな意味合い」を考える

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街場では基本、
屋外でも街灯や建物の明かり、自動販売機の明かりなどがあるため暗闇や明かりについてあまり深く考えることはありませんが、山の中やアウトドアでは基本明かりは存在しません。
日が暮れれば、月明かりのみの世界か 真っ暗な世界になります。

今回は、耳にしたことがあるかもしれませんが「早出早着」についてです。
登山や自転車旅に限らずともアウトドアでは心がけたいコトになります。

目次
早出早着の意味合い
 ゆとりは楽しく、安全
 悪天候を避けられる
 焦りと不安
 夕暮れ、暗闇での行動は危険
 明るいうちに作業をしたい
 寝床が確保できる
 雰囲気を楽しめる
 翌日の準備ができる
 みんな早出早着




早出早着

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これは、

「早い時間に出発して、早い時間に目的地へ到着する」
「早い時間に出発して、早い時間にその日の行動を終える」

ということになります。

明け方 空が明るくなったら出発し、
昼過ぎ 夕暮れ前にはゆとりをもってその日の行動を終える

つまり、
空がまだ明るくならないうちに出発準備をして、できる限り早めに出発をする。
そして
昼過ぎ、夕暮れ前のまだ日の高い 14時ほどには目的の山小屋、キャンプ場、
または幕営ポイントに着いてその日の行動を終える。

「急いで行って早く着け」ということではなくて、
早い時間に出て 早い時間には落ち着いていましょう ということになります。

早出早着の意味合い

早出早着をすることは、実に多くの意味合いがあります。
それを一つ一つほどいていきます。

ゆとりは楽しく、安全

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早出をするによって より長くその日の時間を使えて、ゆっくりゆとりをもてる
道中のその景色や雰囲気をゆっくりと楽しめる
ゆっくりと写真を撮り、ゆっくりと休憩ができる
ちょっとした予想外のことにも ゆとりがあれば動じずに対処できるようになる

ゆとりは実際に多くのことを楽しめて、多くの安全につながります。

悪天候を避けられる

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気温が一番高くなる午後に気象が変わり易くなります。

ガス、風、雨、そして雷。
雷が発生してしまえば行動は出来なくなり、命を落とすことも出てくる
せっかくの素晴らしい景色もガスなどで見えなくなる上、悪天候により行動も難航してくる

そのため、午前中を主に行動をする早出が基本となってきます。

焦りと不安

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ゆっくりゆとりと同じようなことですが、
「目的地まであとどれ位で着く」という確信が持てていない場合、夕闇や夕暮れが近付くと非常に焦りと不安が生じてきます。
焦りが生じれば、事故や怪我・判断ミスも生まれ遭難する可能性も大いに出てきてしまいます。
焦って良いことは何一つありません。

ゆとりの生まれる早出早着を心がけてください。

夕暮れ、暗闇での行動は危険

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早着をせずに夕闇に巻かれ始めると視界が利かなくなる分、
転ぶ、落ちる、迷う、動けなくなるなど行動に支障が出てきます。
暗いために先読みや 足元・手元をよく見ることにより 多くの判断力・集中力を使うことにもなります。
それは大きな疲労にもつながり、ランプ等の貴重なバッテリーのロスにも繋がってしまいます。
そして、危険な動物たちも出てくるかもしれません。

そうなる前のゆとりをもった早着を目指したいですね。

明るいうちに作業をしたい

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特にキャンプ時に言えるのですが、

目的地に早着して日のある明るいうちにテントを張り、そして景色を楽しみながら食事をしたい
そしてその片付けまで行いたい

明るいうちにこれだけのことをしておくと あとがてとも楽になります。
夕暮れや日没後では、ヘッドランプ等の明かりがあると言えどその暗闇により一気に作業がしづらくなります。
そして、モノも無くし易くなります。

寝床が確保できる

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早着するメリットにこんなこともあります。

キャンプ場では、混まないうちに快適な好きなスポットを選べる可能性が出てきます。
無人の小屋でも同様で良い寝床を選べる。
営業中の山小屋を私は利用しないため詳しくありませんが、早めに良い寝床を確保できるのかもしれません。

雰囲気を楽しめる

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早着をすれば、ゆとりをもって食事を楽しめます。食後も楽しめます。

周りのちょっとした散歩、そして景色も楽しむことができる。人と話もできる。
そして、空気や雲の流れや夕暮れなどの自然を十分に楽しめます。

早めに着いて非日常の雰囲気を思う存分に味わうことをおすすめします。

翌日の準備ができる

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早着によって、ゆとりをもって翌日の準備もしっかりとできます。

疲れを残さないためのストレッチも入念にできます。

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翌日の行程について、エスケープルートの選択や道のり、ペースをじっくりと考えられます。
地図をじっくり眺めて地形などの情報を より多く読み取れるなど必要なことをしっかりとやることができます。

みんな早出早着

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みんな早出早着なので特に登山の場合、遅くに山小屋やキャンプ場についてしまうことは推奨されていません。
山小屋では、到着が遅いと心配されることもあるでしょうし、小屋側の食事の支度もままなりません。
キャンプ場でも、みんなが静まっている時に来てバタバタとテントを張ったりガチャガチャと食事をするのはあまり宜しくはないですよね。
登山では、日没と共に寝てしまう人も少なくありません。

以上のようなことより、早出早着には多くの意味合いがあります。
登山に特化した写真を使っていますが、自転車旅でも同じことでした。
同じようなことを羅列してしまったかもしれませんが
早い時間に出て 早い時間に到着することのメリットが少しでも印象に残っていただければと思います。

アウトドアでは太陽と同じサイクルで。

日が昇ったら動き、

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日が沈んだら休む・・・

この太陽のサイクルに沿うのは人間としてしっくりくる気がします。

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