真夏以外のほぼ毎日使ってる使用頻度の高い寝袋・シュラフに関しては 2、3年に一度洗濯してるようでした。
数年に一度程度の作業なので「あ〜そうだった」と毎回うんざりするようなことが出てくるので個人的な備忘録として残します。
この記事では
寝袋・シュラフ等の洗濯の根本的な注意点というのか 方法・マニュアル的なことを残したいわけではなくて
それ以外の「覚悟的なこと」が個人的に大いに関わってくるのでそれを残したいと思います。
〜目次〜
一番の覚悟的なこと:
とにかく労力と時間がかかる
そのほかの覚悟:
意外とお金がかかる
その覚悟的なことに関わる具体的な事項:
洗濯前
→ 補修が必要
→ 洗剤等の有無、残量の確認
洗濯時
→ とにかく水を使う
→ 放置で排水できない
→ 脱水機を回す時の注意点
→ 撥水剤の時、マスク・メガネ・テムレス
→ コインランドリーは選ぶ
→ バスタオルで潰す、握る
→ ほぐすの手間
→ ドライヤーも手間
洗濯後
→ 掃除
→ 場所を食う
→ ほぐすの手間 2
あとがき: クリニーニングサービスの活用も視野に
【やる前に思い出したい】寝袋・シュラフ等(ダウン類)の自宅での洗濯に関する覚悟的なこと / 個人的備忘録 2024/10
寝袋・シュラフを自宅で洗濯するときに私が必ずやることが
他のダウン製品も一緒に洗う
ダウンジャケット、ダウンパンツ、ダウンブランケットなどいつもついでに洗濯しています。
複数製品を同時にまとめて洗濯するがために必要な覚悟的なことでもある気がします。
今回(2024/10)洗濯したのは勝負登山用として使っている寝袋ではなく
使用頻度の高い自宅用・車中泊用寝袋 2枚(モンベル ダウンハガー#2)、
そしてダウンブランケット2枚(モンベル) の計4点をまとめて洗いました。
寝袋・シュラフ等(ダウン類)の自宅での洗濯
一番の覚悟的なこと:
とにかく労力と時間がかかる
2、3年おきなためか必ず忘れてるのですが
とにかく労力と時間がかかる
今回も 9時~17時 は作業してます。
昼飯も食いながら作業してます。
疲れて諦めてなければ実際もっと手をかける作業はありました(ほぐし作業)。
ここは本当に忘れがちでやり始めてから「そうだった」となるのですが
「丸一日かかる」「朝からやれ」「かなり疲れる」 を次回からはやる前に必ず思い出そうと思います。
寝袋・シュラフ等(ダウン類)の自宅での洗濯
そのほかの覚悟:
意外とお金がかかる
今回 ダウン洗剤と撥水剤を買い足して ¥3,300
そしてコインランドリー 約10分を 7回やって ¥700
見える金額で ¥4,000 かかりました。
洗濯前の穴あきなどのリペアをテープ等でするならさらに 1000円以上、また
メーカーのサービス等でしっかり補修するならさらに 2000円 3000円以上と費用は嵩みます。
細かい費用も含めると
水道代、電気代、コインランドリーが遠ければ車代などもあります。
寝袋・シュラフの洗濯には 「意外とお金がかかる」 ということもやる前に思い出したいことでした。
大きな覚悟的なことは上の二つとなるのですが それに関わる思い出したい具体的な事項を以下記載します。
寝袋・シュラフ等(ダウン類)の自宅での洗濯
その覚悟的なことに関わる具体的な事項:
まずは「洗濯前」にあること。
→ 補修が必要
洗濯前に限りませんが穴あきなどの補修が基本的に必要なためそのチェックと補修に手間がかかります
私は同時に複数の製品を洗濯するためその分時間がかかります
洗濯時はとにかく手間がかかるので日頃から補修には努めておくとベターだと思いました
私は頻繁にダウン製品の洗濯をするわけではないので洗剤等の在り処、在庫、必要量の確認などが地味に面倒でした
日常的に整理整頓ができない人間なので
メモ:
今回は新品からこれだけの量を使用(洗剤: 水 100Lでキャップ 7杯)(撥水剤: 適当)
次に「洗濯時」。
洗濯、そしてすすぎでたくさんの水を使います
世の中が水不足の時は望ましくない作業だなといつも思います
手間のかかることの一つに、洗濯やすすぎの排水時に放置では排水できないということ
風呂釜の栓を抜いたところで ダウン製品が排水口に吸い込まれて水が排水されません
そのため排水口を死守することが必要で、これがやってみないと分からないことですが複数の製品があるためか かなり手間のかかる作業でした
もみ洗い、もみすすぎで疲れる上に排水時も休めません
メモ:
今回 すすぎ 4回
自然脱水した後に私は自宅の洗濯機で脱水をかけます
寝袋は水分を含むとかなりの質量になるので脱水槽に適当に投げ入れたのでは脱水機がうまく回転しません
下手したら洗濯機が壊れるかもしれません
そのため脱水槽の底に平にならしてスイッチを入れます
脱水機をかけるとかなり脱水されますが、それでもダウンの塊を握ったりするとじわっと水が出てくる箇所がたくさんあります
それを放置して乾燥機にかけてもなかなか乾かないのでバスタオル等で押して脱水、握って脱水という作業が乾燥を早めるのに有効になるのですがこれも決して楽ではありません
撥水剤をかけるときにスプレーを満遍なく吹きかけるので剤が飛散します
そのためマスクはもちろん 保護メガネ等の準備も
素手にもかかると良くない場合もあるのでここでもテムレスは役立ちます
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コインランドリーによっては寝袋の乾燥に推奨されている「低温」の精度が悪い、効かない店舗も過去にありました
数回回しても少しも温かくないという結果で無駄な時間とお金でした
一概には言えませんが新しめのマシーンを採用してるコインランドリーが無難かもしれません
良いマシーンを採用してる乾燥機でも途中で取り出してダウンの塊をほぐす必要があります
これが当然かなりの手間になります、複数あれば尚のことですね
今回 10分だか12分くらいの低温乾燥 1回100円を 7回やりました
持ち帰ってさらにダウンの塊や湿気ってるようなところを探してドライヤーでピンポイントで温風を入れるのですがこれもまた量に比例して手間がかかります
最後に「洗濯後」。
寝袋の洗濯に使った風呂釜の掃除を忘れがちになります
片付けなども
すでに疲れ果ててるのでここに気づいたときにはさらにどっと疲れます
ドライヤーも使って乾燥を促しますが、当然乾き切らないというか抜かりは出ます
そのため陰干しをしばらくするのですが複数のダウン製品を干しておくとなると相当の場所を食います
陰干しも 1週間とかやりますが、その間放置でもなく適度にダウンをほぐすためにこれも楽ではありませんね
たくさんあるので
あとがき: クリニーニングサービスの活用も視野に
こんな感じで私のやり方はいつも労力と時間がかなりかかります。
いつも偶然 10月ほどに洗濯をしてるようなので結果的に問題はないのですが、この労力から暑い夏場やコインランドリーが混みそうな梅雨時は避けるに越したことはないと思います。
思ったよりお金がかかってることも気付いたので、寝袋のクリーニングサービスを行ってるところに 場合によってはお願いしても悪くない気がしました。
どの程度のクオリティかは利用したことがないので分かりませんが、この労力と時間を考えると活用も視野に入れようかなと思いました。
自宅で洗濯してもダウン製品の諸々の「回復」ははっきり分かるので どんな形態にせよ洗濯は定期的に行っていこうと思います。
〜目次(上に戻ります)〜
一番の覚悟的なこと:
とにかく労力と時間がかかる
そのほかの覚悟:
意外とお金がかかる
その覚悟的なことに関わる具体的な事項:
洗濯前
→ 補修が必要
→ 洗剤等の有無、残量の確認
洗濯時
→ とにかく水を使う
→ 放置で排水できない
→ 脱水機を回す時の注意点
→ 撥水剤の時、マスク・メガネ・テムレス
→ コインランドリーは選ぶ
→ バスタオルで潰す、握る
→ ほぐすの手間
→ ドライヤーも手間
洗濯後
→ 掃除
→ 場所を食う
→ ほぐすの手間 2
あとがき: クリニーニングサービスの活用も視野に
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