正直言って以前はそれほどアルファ米が好きではなかったのですが
今では登山はもちろん、車中泊やなんやらでかなり活用しています。
何かと便利な「山茶漬け」が山の朝食のベースになってからはさらにアルファ米を多用するようになりました。
※ 参考記事
私の KING of 山朝飯となった「山茶漬け」 その理由3つとそこに絶対に!入れたいもの
monochicken.com 内
「アルファ米は軽いし便利で良いんだけど・・・自分で作れないものか」
そんな経緯からやってみました。
目次
炊飯
電子レンジ
フライパン
戻し
総評/アルファ玄米自作 はアリかナシか?
アルファ米の自作
そして個人的に玄米食生活なので、
電子レンジとフライパンの2パターンで
アルファ「玄」米を自作
してみました。
「アルファ玄米」という言葉が適語か分からないのですが
市販されているアルファ米の玄米バージョンを目指す、というイメージです。
アルファ玄米自作 まず「炊飯」
100%玄米、1合。
まずは普通に炊くので、軽く研いでゴミ等を除去して、水を張って寝かします。
ここでいつも玄米を炊く時と同じ水の量を張っておきます。
(私の好みの水量では、この器で人差し指第一関節より適当に下ほど)
水を張った玄米を冷蔵庫で12時間以上寝かし、鍋(アルミクッカー)にその水ごと全てを入れて
最初から最後まで最弱の火力で1時間ほど炊きます。
(うちの火力と鍋では火入れ45分後くらいから)適当に火の通りをみて、いつも食べてる玄米ご飯と同じ状態にします。
ここからアルファ玄米を作ります。
電子レンジのオーブン機能を使ったパターンと、
フライパンを使ったパターンの2つをいきます。
電子レンジで アルファ玄米自作
電子レンジの天板にクッキングシートを敷いて、普通に炊いた玄米ご飯を平たく並べます。
電子レンジのオーブン機能で 110℃ 設定で go。
30分おきとかに適当に開けて「だま」をほぐします。
「アルファ玄米 電子レンジパターン」できました。
約130g
完全に乾燥したな、となった頃に終了。
約4時間
完全に「だま」はほぐれてないのでその後、ばらしたりしました。
〜アルファ玄米自作 電子レンジパターン 感想〜
うちの古い電子レンジのオーブン機能の癖が未だわからず、そして明らかにパワーが「弱い」と思っているので、
「今時の電子レンジ」でアルファ玄米を自作すればこんなに時間はかからないと思います。
あくまで私の場合は電子レンジでアルファ玄米を自作する選択肢は消滅しました。
時間と(ほぐす)手間がかかり過ぎるため市販のアルファ米を買った方が良いという結論です。
フライパンで アルファ玄米自作
乾煎りできるフライパンに普通に炊いた玄米ご飯だけを入れて火にかけます。
最弱や弱火など適当な加減で。
レンジと同様にフライパンでも「だま」をほぐしながらバラバラになるように、
そして焦げ付かないように頻繁に手を入れます。
「アルファ玄米自作 フライパンパターン」完成です。
約130g
完全に乾いた状態になったな、という時に終了。
1時間20分くらいでフライパンではできました。
〜アルファ玄米自作 フライパンパターン 感想〜
頻繁に手を入れる感じがフライパンにはあるので、そこが苦にならなければという感じです。
アルファ玄米 戻し
(データが取れてないこともあって「火力を使った戻し方」のみ記載します)
自作のアルファ玄米(77g)を戻します。
(お茶漬けベースなのでゆるくて良いので)適当に水を入れて火にかけます。
沸騰したら蓋を開けて、火は最後まで入れ続けました。
時々 口にして戻りを確認して
約12分で戻りました。
美味しいですねやっぱり☆
電子レンジでのアルファ玄米と、フライパンでのアルファ玄米の戻り方に差があるかもと思って、同じ量で同じ戻し方をしましたが特に差はありませんでした。
ある程度火を入れ続けたあとは火を消して寝かしても約15分ほどで戻りました。
茶漬けベース、つまり緩いご飯はできたけど「普通の玄米ご飯には戻るのか?」
という疑問があったのでテスト。
市販されているよくあるアルファ米は アルファ米 100gに対し水分量 160ml とされています。
その比率に合わせて アルファ玄米 50gに対して水 80ml を入れて火にかけました。
中身の水分がなくなった頃合いを見て火を消して蒸らします。
トータル 約19分。
総評/アルファ玄米自作 はアリかナシか?
一言でいうと「微妙」だと思っています。
電子レンジパターンでもフライパンパターンでも、
玄米 1合をアルファ玄米にすると 約130g のアルファ玄米ができました。
市販されているアルファ米のその内容量は 100g なものが多いと思います。
そう考えると市販されているアルファ米より少し多いものを作るのにあれだけの手間がかかる・・・、
そして1度に大量生産できれば良いけど今手元にある機材では難しい気がする・・・と思いました。
そのため、自作するか正直悩ましいところです。
ただし、
完全に自作案が消滅しないところには自分の好きなお米でアルファ米ができるというところ。
つまり、
「山で、自分の好きなお米を軽量で持ち歩けて、手軽に食べられる」というところは正直大きな魅力です。
私は好みのお米があるので、それを携帯して食べられるということは大きいことだなと思っています。玄米の食感・固さが好きなこともあります。
(画像は、尾西食品さんのアルファ米の袋に自作のアルファ玄米を入れたもの)
※ 時間などの数字的なことは、使った機材の性能、火力、気候などによる変動が大きいと思います ご了承ください
今回使用しているフライパン(24cm)ですが、これ以上のサイズがまだまだあるのでそれなら1度にたくさんの量を作れるのかもしれません
今回使用しているクッカー 大鍋で約3.5合のご飯が炊けます
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やっぱりこれが一番楽のような・・・気もします
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