ある時、
スノーピークのマグカップ(チタンダブルマグ)を買い足して
蓋(シリコーンリッド)もついでに購入しました。
気付けばその蓋が新しくなっていました。
それまで私は旧タイプの蓋を使ってダブルマグを使用していたので、その仕様が今は大きく変わっていることに気付きました。
もう旧タイプは販売されてないと思いますが、それと比較しつつ
現行の蓋「シリコーンリッド」の気になるところをいくつか挙げてみたいと思います。
スノーピークのマグカップの蓋
シリコーンリッドを旧タイプの蓋と比較しながらみてみる
左が、シリコーンリッド(450用)(2022年3月現在の現行の蓋)
右が、旧タイプの蓋(300用)
サイズは異なりますが、
現在の仕様は450用も300用もシリコーンなのでこの2つを使って比較していきます。
こちらは現行の蓋「シリコーンリッド」。
この蓋は「シリコーンゴム」でできているので柔らかく、そして滑りません。
片手で簡単にぐにゃっといきます。
対して、
旧タイプの蓋は、
両手でひねっても曲がらない固いタイプのモノ。
固さ以外の大きな違いとして、こちらはスベスベした素材でした。
その素材の違いからシリコーンリッドは何かと「埃(ほこり)が付きやすい」と感じます。
旧タイプの蓋は固いこともあり埃が付いたとしても拭いたり、吹いたりすれば簡単に取れるのですがシリコーンの蓋ではなかなか取れません。
蓋は保温などの目的以外にもマグカップに「埃が入ることを防ぐためのモノ」でもあると思うのですが、
シリコーンリッド自体に埃が付きやすく、挙句それがなかなか取れないというところが残念に思います。
結局、埃が付いた蓋で蓋をしなければならない気がしています。
また、そのシリコーンゴムの柔らかさからか、
旧タイプと比較すると簡単に蓋がはまらないような感覚があります。
旧タイプは片手で簡単に「かぱっ」と蓋をすることができるのですが、シリコーンリッドは「簡単」とは言いがたいものを感じます。特に片手では。
どちらかと言えば「ぐにぐに」と蓋をはめる感じでしょうか。
裏を返せば、その分外れにくいということがあるのかもしれません。
また、
蓋が360度確実に入ったのかを直感的に判断しづらいような気がします。
旧タイプと比較するとその差を強く感じます。
柔らかい素材なために、閉めたつもりでもよく見てみると浮いている部分、つまり完全に
はまっていない部分があったりしました。
それが漏れにつながったこともあります。
そして、口触り。
慣れの問題かもしれませんが、
口が触れる感触も個人的には旧タイプの固い素材の方が好みでした。
洗いやすさも断然に旧タイプがいいと思います。
シリコーンゴムは洗うスポンジが引っかかって洗いにくい感じを受けます。
おまけで、
シリコーンリッドの側面。
分かりにくいのですが斜めになってました。
飲み口(右)に向かって厚くなっています。
こちらは旧タイプ。
こちらも分かりにくいのですが斜めではありません。高さは一定です。
固い樹脂の蓋に、シリコーンの輪っかがある感じですね。
またイメージが先行していると「あれ?」と思うかもしれないところに、
シリコーンリッドは日本製ではありませんでした。
もう旧タイプは販売されてないと思うので比較をしたところで意味も薄いのですが、
シリコーンリッドの使用感レポの一つとして書いてみました。
保温目的以外に、
中身を入れたマグカップを移動させる場合の「こぼれ防止」としても何かと便利なので、私は
「マグカップに入れたコーヒーに蓋をして、車に持ち込んで、移動しながら飲む。」という使い方もよくしています。
蓋があることによってマグカップの使用用途に幅が出ていることは間違いありません。
旧タイプの蓋の方が好みでしたが今はもう無いので、
現行の蓋シリコーンリッドとこれからもうまく付き合っていこうと思います。
ちなみに、
この蓋の世の中のレビューは高いようなので私の使い方が上手くないだけかもしれません。ご了承ください。
MGC-055
ステンレス真空450、チタンダブル450に対応(2022年3月現在)
※ 仕様変更等もあり得ますので最新情報はメーカーサイトにてご確認ください
MGC-054
ステンレス真空300、チタンダブル300、雪峰300用に対応(2022年3月現在)
※ 仕様変更等もあり得ますので最新情報はメーカーサイトにてご確認ください
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