ザック、バックパックのショルダーハーネスにつける登山時のドリンクホルダーなるもの。
ボトルホルダーともいうのでしょうか。
私が山を始めて 10年以上経った頃に装備し始めたのですが「存在を知らなくて損していた」と心底思うほど良いものでした。
山での行動中においてこれほど便利で、必要性のあるものもそうない気がします。
今回は私が登山で使っているマムートのドリンクホルダーの使い方などと
登山でのその必要性などを記載したいと思います。
目次
商品詳細と 使い方
装備したい数
あとがき: 高山病等の予防のために
登山ドリンクホルダー 使い方など
それではまず、
商品詳細と 使い方/マムート
マムートのドリンクホルダー。
正しい名称は
「Add-on bottle holder(アドオンボトルホルダー)」。
マジックテープで完全に開(ひら)けます。
ベルトもあって
入れる水筒などの径に合わせて調整できます。
底は抜けてますが、固定されたベルトがあって水筒等の落下を防ぎます。
500ml水筒(旧山専ボトル)。
500mlペットボトル。
ドリンクホルダーの裏側にあるゴムのストラップをボトルに引っ掛けると
脱落防止に。
しっかりと固定してくれます。
使い方としては
背面にある 2本のベルトでザック/バックパックのショルダーハーネスに取り付けて完了。
このような感じになります。
このマムートのドリンクホルダーはとても丈夫な作りだといつも感じます。
正直「ここまでタフな作りじゃなくても・・・」と思うくらいですが、例えばここに 500mlやそこらの重量のものが入って 登山での動きに耐えなければならないと思うと必要不可欠な強度なのかもしれません。
各マジックテープの絡みも強いです。
上部背面側には小さな「引っ掛け」があります。
個人的には 500mlサイズのものしか入れませんが、
モンベルのアルパインサーモボトル 0.9も入りました。
ベルトで調整できるので大型ザック/バックパック(88リットル)でも
中型(38リットル)でも
アタックザック(18リットル)でも簡単に付け替えられていつも使っています。
登山時のドリンクホルダー
装備したい数
これはマムートのドリンクホルダーに限らないと思いますが、
登山時のドリンクホルダーの装備したい数としては
「ダブルで 2つ使うこと」と思っています。
実際に使ってみて分かることでしたが 1つだけの使用の場合、
片方の肩だけに 500mlとかそこらの重量がかかってくるため 長時間の山行では
その負担を片側の肩だけ大きく感じてきます。
そのため私はドリンクホルダーを2つ装備して 500mlをダブルで差し込んで歩いています。
「ドリンクを両方のショルダーハーネスに装備すること」で肩への負担は感じませんが、
「シングルでの使用」「片側だけの使用」には大きな負担を感じます。
登山時のドリンクホルダーはダブルで使うことを個人的にはおすすめしています。
あとがき: 高山病等の予防のために
登山でドリンクホルダーたるものを使っていなかった時は
バックパックのサイドポケット等に水筒等を入れて持ち歩いていました。
そのような場合、
水分を補給するためには当然バックパックを下さなければなりませんが
重量のあるバックパックなどの時はこまめに下ろすことも楽ではないため頻繁に下ろすことはなく
その結果、水分補給が疎かになっていたことは間違いありません。
また、
斜度でもあればバックパックを下ろすこともさらになくなり水分を補給しなくなります。
そこで問題となってくるのが
高山病等の誘発だと思っています。
この時は初冬のテント泊装備で大型のバックパックでした。
それだけが原因ではないと思ってますが
当時ドリンクホルダーを装備していなく、水分補給は明らかに少量だったと思います。
その要因もあって 3000m地点で激しい頭痛に見舞われた思い出があります。
今はドリンクホルダーによって至る所でこまめに水分を補給できるので
高山病等の予防にも大きくつながっていると思っています。
登山でのドリンクホルダーの必要性はとてもすすめたいところです。
もちろん まめにバックパックを下ろして休憩を取ることも間違いなく大切としています。
とても丈夫で、使い勝手もよく個人的には登山必需品です
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