登山初心者のための「山の選び方」と「登山計画のやり方」 気を付けたいこと心掛けたいこと

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今回は初めての登山をするにあたっての登山計画、

山をどのように選ぶ?
いつ登る?・・・といったところを考えてみます。

目次
「ガイドブック」より行ってみたい山を選ぶ
時期に気を付ける
ゆとりを必ず心がける




「山の選び方」と「登山計画のやり方」

まずは、

ガイドブックより行ってみたい山を選ぶ

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「ガイドブック」より行ってみたい山を選びます。
そしてその山にはどんなコースがあるかを見てみます。
そして、その中から行けそうなレベルのコースがあるかを見てみましょう。

ガイドブックは、
写真で雰囲気がわかり、そのコースがどのようなコースなのか、
所要時間、難易度、人気度、登山適期、その登山口までのアクセス方法などがわかったりします。

そしてガイドブックの一番のポイントは、

「客観的」「万人向け」に書かれている

という点です。

対して 注意したいところに、
インターネットでの個人の山の記録、ブログなどでは「主観」「個人の感じ方、力量の差」などが強く現れます。

例えば、
◯◯山の△△コースを行ったAさんとBさんのブログを比較すると、

Aさんのブログ「3時間かかって難しいところなどは何も無かった」
Bさんのブログ「岩場や鎖場が多々あって4時間かかりました、危険なところもありました」

というような違いが出てくることもあり得ます。
書き手の登山レベルや主観、その時の天気、文章の言葉選びなどで違いが大きく出てきてしまいます。

インターネットで最新の情報を得ることは大事ですが、
まずは万人向けに書かれている登山ガイドブックから選び、
そしてインターネットなどの個人の情報は補足程度で見ることをおすすめします。

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時期に気を付ける

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これがなかなか地上での普段の生活とは かけ離れているところなので要注意なポイントになります。

高い山になればなるほど
地上との季節感の違いに注意が必要

となります。

高い山に登るのであれば 1年を通して8月前後(7、8、9月)だけが登山適期と言っても過言ではないかもしれません。

登山では、雪の存在が大きくかかわってきます。
その年によって大きな差が出るところでもあります。

街が夏の暑さを感じる頃の 6月の山でも、雪がまだ残りそれなりの装備がないと登ることができない山も多々あります。
アルプスクラスの山ではほとんどそうでしょう。

街が夏の残暑や、秋の気持ちよさをようやく感じる頃の 9月後半の山でも降雪することがあります。

つまり、

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10月、11月、12月、1月、2月、3月、4月、5月、6月では
「特に高い山は天気によって厳しい環境へと変貌する、変貌している」
ことを頭に入れておいてください。
(画像: 某年10月 南アルプス)

別の視点から見ると、
そのような関係上 7、8、9月以外の山 は登山者が少なくなり、山小屋の営業もしていないことがあります。
つまり、自力ですべてのことに対処できなければ山に入ることはできなくなり
より厳しい世界となります。

この地上との季節感の違いに気を付けて行く山を決めることをおすすめします。

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ゆとりを必ず心がける

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登山を計画するにあたって、

ゆとりのある行程、日数、食料を必ず心がけたい

ところです。

「一日での行動をかつかつに設定するのではなくて、ゆとりを持った行程にしましょう。
泊まりでの登山の場合は特に ゆとりのある日数、予備日を必ず設けましょう。
そして、
多めの食料を持ちましょう。」

ということになります。

現代社会的に、ゆとりのある行程や日数を望むことはなかなか難しいことではあります。
ですが、
その「ゆとり」があるのとないのでは、いざという時の焦りやパニック度が「桁違い」に異なってきます。

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「いざという時なんてそうないよ」と思うかもしれませんが、山は街場とはまるで異なる世界で 何でも揃っている日常とは異なります。
怪我、体調不良、道迷い・・・遭難など いざということはいくらでも出てきます。

道に迷ってしまった時、
「明日仕事だから急いで帰らなきゃ・・・食料もない」
というのと、
「まだ明日一日ある、そしてまだ食料もある」
というのでは、全くをもってその焦りやパニック度が違ってきます。

焦りやパニックは、余計に事態を悪化させて最悪のケースにつながる場合も出てきます。

この差は とてもとても大きいことを覚えておいてほしく思います。

そのためにゆとりのある計画食料を心掛けてください。

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