街場とは違って山にはどこにでもトイレがあるわけではありません。
「もし登山中にトイレに行きたくなったらどうしよう…」
「山に行きたいけどトイレが無いから…」
山に行きたいのに山のトイレのことが気になって断念してしまうのは寂しいことだと思います。
ですが現実、そういう方もいると思います。
そこで
特に女性にも参考にしてもらえればと思う登山中のトイレグッズをいくつか取り上げたいと思います。
目次
携帯トイレ
トイレスコップ
トイレットペーパー
FUD
Pee Bottle
携帯ウォシュレット
牛乳パック
ジップロックにビニールを足して二重にしたモノ
ジッパー付きの商品袋など
フライシート、ストール類など
傘
ツェルトなどのシェルター
あとがき
※ 関連記事(防災トイレ連載)
【防災・非常用トイレ】本当にそれで大丈夫なのか?安心を得るために私がバラで揃えたトイレセットと各ポイント 目次/連載
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登山中のトイレセットに
女性も男性も安心して山でトイレをするために
必要なモノ使えるモノ使えそうなモノ
※ 各グッズに関連する記事のリンクも貼っていきます 詳しくはそちらに記載しています
登山中のトイレセットに必要なモノ使えるモノ使えそうなモノ
携帯トイレ
→ 排泄物を処理できる適切な土壌がない場合、山に残さず持って帰るのに便利
「携帯トイレを使い慣れている」ということは山はもちろん、
日常においても大きなアドバンテージになることは間違いないとしています
※ サンプルでリンクを貼ってますが ↑ 価格がモンベル公式サイトとは大きく異なる場合があるためご注意ください
山での本番前に必ず自宅でも一度使用しておくことをおすすめします
その一度の経験が現場でかなり役立ちます
1つ 38g
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【携帯トイレトレーニング】部屋うんコのすゝめ〜携帯トイレを使えるようになりたい人に必要な大きな 4つのポイント〜//登山・防災トイレ
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トイレスコップ
→ 排泄物を処理できる適切な土壌がある場合、トイレ穴を掘るのにとても役立ちます
素手や木の枝でトイレ穴を掘るのは実際に難しいため スコップはあると便利です
チタン製
24g
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トイレットペーパー
→ トイレ以外で使用する場合、当たり前ですが捨てていきません 必ず持ち帰ります
首紐を付けておくと実際現場で役立ちます
山のトイレを使える場合でも「ペーパーの置き場がない」「床が濡れている」ことなど多々あるので首紐は何かと便利です
首紐が切れたり結び目が解けたりしてペーパーをトイレに落とすのは致命的なので紐を二重にしておくのも安心です
FUD
→ Female Urination Device 直訳すると「女性用排尿装置」でしょうか
「立ちション」ができるというアイテムのようです
レポートが足りてないため今現在何とも言えませんが、
FUDによって仮に
男性と同じような排尿ができるようになるとしたら、女性の登山でのトイレの世界が大きく変わるのかもしれません
アメリカのアウトドアショップで FUD なるものをよく見かけました
こちらは繰り返し使える FUD
現在、日本の輸入・販売元は「エバニュー」のようです
MADE IN USA
こちらは「使い捨て」の FUD
海外は 5枚セット、10枚セット、40、80など色々あるようです
MADE IN INDIA
Pee Bottle
→ ナルゲンのトライタンボトルに手を加えた、要は「おしっこボトル」なのですがおしっこはもちろん その他汚水も入れられて便利です
「おしっこを移動できる」というメリットがあります
女性も使えます 便利です
約 180g
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携帯ウォシュレット
→ 拭くトイレットペーパーの量(つまり持って帰るトイレットペーパーの量)も汚れも削減でき、お尻もすっきりとかなり役立ちます
お湯を入れれば温水シャワー 最高です
個人的に必須アイテム コスパも最高です
30g
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牛乳パック
→ 底がしっかりしてるために かさ張りますが、逆にその丈夫さが使用済みの携帯トイレや
排泄袋などを安心して持ち歩くのに役立ちます
簡易トイレにもなり多目的に使えます
使用済みの携帯トイレや ゴミなどを持ち運ぶバッグも販売されています
※ サンプルでリンクを貼ってますが ↑ 価格がモンベル公式サイトとは大きく異なる場合があるためご注意ください
登山中にでた生ゴミや使用済み携帯トイレを携帯するバッグ
上下のバックルでバックパックに遊びなくしっかり搭載できるのが魅力です
55g
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ジップロックにビニールを足して二重にしたモノ
→ 使ったトイレットペーパーを持ち帰る場合など役立ちます
より安心を得るために 二重にするのも漏れがなくおすすめです
個人的には、歯を磨いたあと「ぺ」したものや歯ブラシの すすぎ水もこれに入れて持ち帰っています(山でも歯磨き粉を使いたいので持ち帰ってる次第です)
個人的には価格の安い無名のパックよりジップロックが丈夫としています
イージージッパーは山中でもやはり扱いやすいですね
私のアウトドアの世界を大きく変えたポリ袋
食事に限らず 多岐にわたって素晴らしく活躍してくれます
厚みと大きさがあり、ジップロックと合わせて活用したりしています
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ジッパー付きの商品袋など
→ この手の袋は密閉できて頑丈で最高の袋になります
登山でも旅でも個人的には「絶対」に必要なモノ
使用済みの携帯トイレを入れるのにはもちろん、レトルトパックなどのゴミや生ゴミなど何を入れるのにもすごく役立ちます
匂い漏れや水漏れがありません
シリアルの空き袋など 内側がアルミ蒸着のもは特におすすめになります
フライシート(黄)
→ ダブルウォールテントを装備、且つテントを張っていない時であればフライシートを身にまとってトイレ時の隠れ蓑にできます
フライシートは緊急シェルターにもなるのでテントと共にしまっておかず、出しやすい位置にしまっておくと色々と便利です
ストール類
→ シュマグ(肌色)、スナイパーベール(茶)など肩から羽織ってトイレ時の隠れ蓑にできます お尻側、背後だけでも隠せるか否かで安心感はまるで違います
※ シュマグ…アフガンストール / アラブスカーフ / デザートスカーフ などとも
ポンチョがよく推奨されていますが、首から下を完全に覆うとウンチやおしっこの具合が見えずにわからなく、「携帯トイレや掘ったトイレ穴とお尻の位置関係などの確認」や「拭いたりなどの後処理」もしづらく感じます
そのため個人的には被り物であれば全身を覆うポンチョより背後など一方向だけを隠せ、そして手が自由に使えるストール類が好みです
傘
→ 風が無い状況であればアウトドア傘で隠れるのも一つ
被り物、羽織りが煩わしいと感じるなら体から離れる傘は理想的なトイレ時の隠れ蓑になります
アウトドア傘など驚く程の超軽量なので持ち歩いても負担はありません
繰り返しますが、一方向だけ隠れられるだけでも精神的に全然違います
※ サンプルでリンクを貼ってますが ↑ 価格がモンベル公式サイトとは大きく異なる場合があるためご注意ください
骨が8本の中では最軽量 128g のモンベル ULトレッキングアンブレラ
(骨が6本を含めるとモンベル トラベルアンブレラ 86g が最軽量)
強風下でなければこれが一番簡単で個人的に好みなトイレ隠れ蓑
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ツェルトなどのシェルター
→ ツェルトなどでシェルター/簡易トイレブースを作っての携帯トイレ使用も女性男性共に安心です
個人的に、「わざわざトイレシェルターを持って行く価値は十分にある」と思っています
しっかり張らずとも画像のように一方向だけのシールドにしても大きな安心感を得られます
ロープさえ張っていれば、手持ちのテントフライでもグラウンドシートでも絡めて良いシールドができます
そして
ツェルトをしっかり張れば
完全なる個室トイレに
底がないツエルトがベターですね
日がまだ出てない暗闇でも 雨でも安心してトイレができます
災害時でも重宝しそうです
ポンチョにもなるし、もちろん緊急シェルターに
そしてトイレシェルターとして…
120g
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あとがき
私は基本的に人がいない時期の山に入っていることがほとんどですが、いつでもどこでも用を足せるわけではありません。
まず人はいないと分かってるのですが、それでも人目がどうしても気になります。
そのため、人の多いシーズン中に登山している方々は尚更切実なトイレ問題だと思います。
山に入る状況が多少異なるために今回の記事はあまり有効ではなかったかもしれませんが、
山のトイレで使えそうなもののヒントになれば何よりと思います。
「トイレ用のモノなど荷物になる」…とは言わず必要不可欠なモノとして
しっかりと計画に含め、装備すること。
そして必ず事前に練習をしておくこと、がいざと言う時の大きな安心につながると思っています。
自分なりの登山中のトイレセットができることを願っています。
野外トイレの知識としてとても参考になりました 女性の視点でも描かれてます
(各アイテムに戻れます)
携帯トイレ
トイレスコップ
トイレットペーパー
FUD
Pee Bottle
携帯ウォシュレット
牛乳パック
ジップロックにビニールを足して二重にしたモノ
ジッパー付きの商品袋など
フライシート、ストール類など
傘
ツェルトなどのシェルター
※ 関連記事(防災トイレ連載)
【防災・非常用トイレ】本当にそれで大丈夫なのか?安心を得るために私がバラで揃えたトイレセットと各ポイント 目次/連載
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