盲点!?寝袋で肩が寒い時の対策 その2 「ドローコードロック交換」(その後に発生する注意点と思われるところも記載します)

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私は登山ではもちろん、旅でも家でもどこでも寝袋で寝ていることがあって、
寝袋で寝ている時に

肩が寒い
肩周りが寒い

ということが長年付いてまわっています。

「時々しか寝袋を使わない」ということであるのならその時を耐えることもできるのですが、
私の場合は毎日のことでもあるのでその QOLを高めたくあります。

目次
ドローコードロック交換
その後の注意点




肩が寒い対策 その2
寝袋のドローコードロック

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その「寝袋での肩が寒い」という対策 その1として、
ダウンブランケットを活用する方法を取り入れています。

※ 参考記事
モンベルのダウンブランケット 寝袋で寝ているとき肩が寒い/肩が冷えるのを防ぐおすすめの暖たか軽量ダウンブランケット
monochicken.com

この対策によって寝袋肩が寒いという悩みは大きく緩和されたのですが、寝袋で生活しているものとしてその対策への追求はし続けていました。

そんな中「盲点!?」だったと思えるところが 寝袋のドローコードロック

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これまでそこにフォーカスしていませんでした。

寝袋ライフを振り返ってみれば、寝袋の肩周りのドローコードが緩むことを恐れて
ロックの手前に軽い結び目を作っていた時がありました。

その時代に気付かなかったことでしたが
「ドローコードロック自体を交換する」という今回の方法。

寝袋での肩が寒い対策として実際 効果あり でした。
そしてしばらく経って見えてきた「注意点のようなもの」も最後に記載します。

寝袋での肩が寒い対策 その2
ドローコードロック 交換

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2008年から使用の寝袋(ダウンハガー800 #2 モンベル)。

毎日使っていることもあるため、それによる劣化も関係していると思うのですが、
この首周りが、寝る時にしっかりと閉めてもその後やたら緩むと感じることが増えてきました。

※ 関連記事(2021年9月時点)
家で寝袋で寝る/家でテントマットで寝る暮らし 7年目突入 約2190日経過 〜山と旅に向けたその暮らし〜
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そこで気付いたのが、この首周りのドローコード

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意識してスライドしてみると確かな緩さを感じます。

購入当初がどうだったかは定かではありませんが、これだけ緩ければちょっとした動きで肩周りが開いて「肩が寒い」となるのは当然だと思いました。

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結び目を解いて、ドローコードロックを外します。

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これではドローコードをロックできないな、と感じるほど弱って?いました。

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(手持ちのモンベルの寝袋についていたドローコードロックはこんな構造でした)

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それを、手持ちのバネ付きの力強いドローコードロックと交換。

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こんな感じに。

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いい具合でした。

明らかに使い込んだドローコードロックよりロックしてくれました。

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そして睡眠テスト。

肩周りをしっかり閉じて寝ます。

そして朝。

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素晴らしかったです。

寝起きまで肩周りがしっかり閉まっていました。

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ドローコードロックを換えたことでこれまで顕著だった肩周りの緩みは一切感じなくなり、
寝袋肩が寒いということがまた大きく緩和されました。

ダウンブランケットを活用することに加え、寝袋のドローコードロックを換える。
この2つは個人的に効果の大きな対策となりました。

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手持ちのモンベルのダウンハガー#2 2つと、EXP 1つ 全て同じドローコードロックでした。

現行モデルの寝袋ではないので現在のロックの仕様はどうか分からないのですが、
肩の寒さが気になる場合、経年や使用頻度とともにロックの閉まり具合を確認するのもいいかもしれません。

※ 今回使ったものではありませんが、モンベルで「コードロック」という名称でロックがありました(2021年2月現在)

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これらはスタッフサック群ですが、気付けば色々なところにドローコードロックはついていました。

それらの中から不要なものと交換するのも良いと思います。

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今回は、不要なスタッフサックについていたバネ付きのロックを使用しました。

完全樹脂タイプのものよりわずかに重量は増すと思われますが、閉めの強さを重視してみました。

新しいロックを購入して交換するのであれば寝袋のドローコードの太さを把握しておくことをおすすめします。
あまり小さいロックではそのドローコードが通らないこともあり得ます。

最後に、
ドローコードロックを強いものに換えた後に発生する注意点と思われるところですが、

盲点!?寝袋で肩が寒い時の対策 その2 「ドローコードロック」を換えるということに気付いたのですが、ちょっとしたデメリット!?もあり 画像

緊急時の寝袋から出るときの初動に遅れが生ずると感じました。

「寝袋の外に設置しておいた目覚ましを止めるときに手こずる」程度ならまだ良いのですが、
急に獣が襲ってきた時、急な雷に気付いた時、雪崩が起きた時、火事地震等で逃げる時などに緩めのロックであれば造作もなく寝袋から出ることができるのですが、
強めのロックであるとまずそのロックを探す手間が発生して、そして指でそれを解除する必要が出てきます。

ロックの強さによると思うのですが、ロックを換えたことによって感じる部分として挙げておきます。

完全な推測ですが、
メーカー側はそういったことを想定して、あまり強くないドローコードロックを採用しているのかもしれませんね。

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寝袋で肩が寒い時の対策として「その1」と合わせてやっておきたい対策 その2でした。

※ 関連記事(対策その1)
モンベルのダウンブランケット 寝袋で寝ているとき肩が寒い/肩が冷えるのを防ぐおすすめの暖たか軽量ダウンブランケット
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盲点!?寝袋で肩が寒い時の対策 その2 「ドローコードロック交換」 あなどれなかったその効果(なのですが、ちょっとしたデメリット!?もあり) 画像

おまけ

ドローコードや紐の結びを解くときに多目的ナイフなどのコルク抜きも役立ちます

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